『推理作家の出来るまで』

 故都筑道夫氏の『推理作家の出来るまで』を、ようやく読了しました。
 上巻の途中までは、何年も前に読んでいて、先月、また再開し、忙しいのに、面白いから、ちょこちょこと寝る前に読んで、あと少しだからと、さきほど最後の何章かを読みました。
 氏が戦前と敗戦直後に住んでいた場所が、うちと近いので、そうした意味でも興味深かったです。
 いろいろ感想や書きたいことがありますが、いまはひとつだけ……。
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 都筑氏は、あれだけの小説を書いてましたが、けっこう遅筆で、集中力がつづかず、そうしたときに煙草を吸ってしまうと書いてました。
 ハッと気づいたのは、煙草を吸っているときは、ダラダラとテレビを見るなんてことはなかったってことです。そうだ、原稿に詰まって息抜きしようとしたときに、煙草を吸ってましたが、いまは、そのかわりに、テレビを点けてしまうのでした!
 だからといって煙草をまた吸いたくはありません。都筑氏は、息抜きにうってつけの子どもの玩具を買って使っていたと書いてました。なにかそうしたものがないものでしょうか……。

 なんてことはいまは考えてもしょうがないから、ともかく仕事だ仕事だ、仕事でい!

 しかし、なんですね。『推理作家の出来るまで』を読んでいると、中に出てくる小説を無性に読みたくなってきます。
 イアン・フレミングの『死ぬのは奴らだ』や、田中小実昌の『自動巻時計の一日』や『乙女島のおとめ』などなど! 実は、何冊かアマゾンとビーケー1に注文してしまいましたよ。古書店にもね。
by ashikawa_junichi | 2009-04-12 00:07 | 小説・本・仕事 | Comments(5)
Commented by 聖 龍人 at 2009-04-12 11:25 x
この本、めちゃ昔のやつだよね。読んだけどほどんと内容わすれてしまったです。

チャンネルnecoで、都筑センセがシナリオを担当した映画を二本やってましたよ。見たけどとんでもない話で笑ってしまった。こんな仕事もやっていたのか、と。録画はしましたが。たぶんレアものでしょう。

最近「都筑道夫ポケミス全解説」なんて本も出てますね。
(長文すんません)
Commented by ashikawa_junichi at 2009-04-12 13:23
>聖 龍人さん
 刊行は2000年で、たしか翌年か、翌々年の推理作家協会賞を受賞されてました。
『早川ミステリマガジン』に連載されていたのは、70年代から80年代後半までで、それを考えると、ずいぶん前の文章ってことですよねえ。

 映画脚本の話も出てきましたよ。アクションに工夫を凝らしていたそうで、一本は長谷部安春の第一回作品ですから、貴重でしょうね!(⌒^⌒)b

『都筑道夫ポケミス全解説』も買ってますよお♪ これも、少しずつ読むつもりですが、紹介してある本を読みたくなるのが困りものです(^o^;)
 ちなみにリンクしてある『暢気倉庫通信』に詳しいコメントがあります♪
http://d.hatena.ne.jp/uncle_mojo/searchdiary?word=%A5%DD%A5%B1%A5%DF%A5%B9%C1%B4%B2%F2%C0%E2&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail

 そうだ! 聖さんのブログをリンクしてもよろしいでしょうか?
Commented by ashikawa_junichi at 2009-04-12 15:02
>聖 龍人さん
 確かめないで書いてしまったので、間違えました(^ω^;)
 長谷部安春の第一回監督作品は、都筑氏原作の『俺にさわると危ないぜ』でした。(原作『三重露出』)
 都筑氏脚本作品は4本あって、最初の2本は、ほぼ満足してるけど、あとの2本は不出来だと書いてました。
 アクションの新手が活かされていたからで、その2本は『百発百中』と『続百発百中・黄金の眼』でした。
 またチャンネルNECOで、やってもらえないものでしょうか……。
Commented by 聖 龍人 at 2009-04-14 08:57 x
「俺にさわると危ないぜ 」と「百発百中」を録画しましたよ。すげぇ映画ですw

リンクお願いします。あたしのほうにもリンクしえときますね。
Commented by ashikawa_junichi at 2009-04-14 12:35
>聖 龍人さん
 すげぇ映画ですか! それは楽しみです♪(^o^;)

 早速、リンクします。ありがとうございます♪m(*^ω^*)m
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