人に凄い歴史あり!M澤さんのミッドナイトエキスプレス!

 いやはや、フリー編集者のM澤さんの若いころの話を聞いて驚きました!
 ときは1977年、青年海外協力隊の活動でヨーロッパ経由でアフリカへ行こうとしていたM澤青年は、イタリアはシチリアのパレルモで、麻薬不法所持の疑いで捕まってしまったそうです。
 入れられたのは独房。『ミッドナイトエキスプレス』を観た記憶が新しいので、生きた心地がしなかったそうです。
『ミッドナイトエキスプレス』とは、麻薬不法所持でトルコで捕まってしまい、母国に帰れなくなくなってしまうアメリカ人青年を描いた映画で、実話を元にしています。

 M澤さんは、なぜ捕まってしまったのか!? それは、所持品の中に、麻薬と疑われるものがあったからです。
 それは、なんと……正露丸!
 異臭を放つ不揃いな丸薬を見て、イタリア人たちは、これは手でこねた麻薬に違いないと判断したようです。
 所持品はすべて英語での説明文をそえてあったそうですが、ひとりも英語が分かる者がいなかったとか。

 3日間、独房で生活していたのですが、毎日、運動の時間があって、細長いスペースに出してもらえたそうです。でもひとりぽっち。そこに猫がいるのを見て、涙が出たそうです。猫ちゃんがいてくれて、ありがたかったのですね。

 正露丸はローマへ運ばれて検査され、麻薬ではないことが判明した結果、M澤さんは開放されたそうです。

 人に凄い歴史あり!
by ashikawa_junichi | 2011-02-24 01:11 | 四方山話 | Comments(2)
Commented by 足立区のおじさん at 2011-02-24 10:44 x
僕も欧州一人旅をしたことがあるので、事前にいろいろぬかりなく調べました。その時「正露丸は怪しいクスリと間違えられやすいので、英文の注意書きを……」とありまして。
しかし、英文を誰も読めないというのは……イタリアで。
僕の頃(1988年)はたしかに、オランダ以南では英語は通じませんでしたが、その後、EUになってからは、イタリアでも驚くほど英語が通じるようになっていて、驚きました。
Commented by ashikawa_junichi at 2011-02-24 15:42
>足立区のおじさん
 おじさんのころとM澤さんのときでは10年の差がありますから、事情も変わったのではないでしょうか。
 あと、イタリアでもシチリアはまた違ったのかもしれませんね。
 ちなみに、1984年にパリに行ったとき、町中ではなかなか英語は通じませんでしたが、最近は通じるようですね。
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