震災鬱、原発鬱について

 何度も書きますが、わたしはただひ弱で、プロとして失格だったのです。
 重い鬱とは、まったく無縁の男です。

 ただ、病院に通われるほど「震災鬱」「原発鬱」がひどくなった方々は、まったく別です。
 もともと、震災のニュースを見て、その悲惨な状況を知るにつけ、落ち込むというのは、こんなに大変な目に遭っている人がいるのに、こっちはのうのうと今までと変わらない生活を送っているという罪悪感があるからですよね。
 原発事故にいたっては、快適な生活は、あのような危険な怪物の上に成り立っており、その怪物を養う場所を福島に押し付けていたのだ、という罪悪感が落ちこませる要因となってます。
 そうした鬱のかたがたに、
「(落ち込んで普段の活動が出来ないなんて)被災地のかたがたに失礼ですよ」
 と言ってしまっては、
「そのとおり。なんて失礼なんだ、わたしは」
 と、余計に罪悪感を助長させてしまい、鬱症状を悪化させてしまいかねません。
 実は、このブログは、そうした鬱症状の作家のかたがたも読んでおられるようなので、わたしにとっては、よいお叱りだったけれども、そうではないかたもおられます。
 お叱りは、食事の席で、わたしに向けてのことだとご理解ください。
 別に被災地のかたがたに失礼ではありません。痛みを感じて落ち込むのは自然なことです。


 そもそも、昨夜のブログは書かなければよかったのですが、書いてアップしてしまった以上、謝らねばなりません。
 叱ってくださったかたに余計なお気遣いをさせてしまい、さらに、本当の鬱症状に悩んでいらっしゃるかたがたには、ここに書いたことで悪い影響を与えてしまいかねず、まことにすみませんでした。
by ashikawa_junichi | 2011-06-28 13:13 | 小説・本・仕事 | Comments(4)
Commented by 足立区のおじさん at 2011-06-28 13:16 x
まあ、こういう事は個人差が大きいと思うのですが。
あんまり「プロとして恥ずかしい」と自分を追い込むのも、宜しくないと思いますし。
こんな、千年に一度の未曾有の大災害を前にして、おれはなんて無力なんだろうと呆然としました。その気持ちは今も変わりません。でも、その一方で、日々の生活もあるわけで……。
その辺は、「こうあらねばならない」というものは、ないのだと思います。
自分の気持ちに反して無理をしていると、何時かどこかでその反動が来るのは必至ですし。
Commented by ashikawa_junichi at 2011-06-28 13:27
>足立区のおじさん
 なんだか、とっちらかったブログ更新になってしまいました。
 というのも、昨夜、酒の入った状態でブログを書いたせいです。
 公にこうして文章を公開するのであれば、読んでくださっているかたがたのことを考慮して書かねばなりませんね。
 反省しています。

 また、ここでブログのつづきを書いてしまいました(^o^;)
 Oじさんの優しい言葉は、慰めになりました。無理をせずに、マイペースがいちばんでしょうか。
Commented by 足立区のおじさん at 2011-06-28 13:59 x
自分に甘すぎてダメになる人も確実にいると思いますが、芦川さんはそんなことはないので。だから、あんまり自分を追い込みすぎるのはよくない、と思った次第です。
逆に、「もっと頑張らんかい!」と言いたくなる人も居るわけで。僕は、結局は自分のペースでやるしかない、と思っておりまして……。
Commented by ashikawa_junichi at 2011-06-28 15:30
>足立区のおじさん
 わたしも、自分に甘いんですが(^o^;)
 ともかく、マイペースで頑張ります♪('◇')ゞ
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