『鬼平犯科帳』文庫版の表紙

 立原正秋の文庫を探していたら、古い鬼平の文庫版1と2が出てきました。
 全巻持っているので2冊ダブって買ってしまっているわけです。その1巻目の表紙を見て、
「絵がはっきり見えるぞ」
 と、嬉しかったです。
 というのも、もう1冊は表紙絵の墨が退職して、ほぼ黄色一色になってしまっているからです。
 驚いたことに退色している文庫(右端)は44刷で1995年刊行なのに対して、今日見つけた絵のはっきり見える文庫(真ん中)は18刷で1985年刊行だということです。
 表紙だけ付け替えたということはありません。どこにいったのか分からなくて、新しいのを買ったのでしょうし、明らかに見つけた文庫の表紙は焼けています。
 なんで新しいほうの墨が消えてしまっているのか……不思議ですね。
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 ちなみに表紙絵を描かれているのは、玉井ヒロテルというかたです。
 いまの花鳥を描いた表紙よりも、こっちのほうが好みなんですが……。

 ところで、立原正秋の文庫『美しい城』は見つかりました! 『恋人たち』も!
『冬の旅』『剣崎』は依然として見つかりません。
 映画『非行少年 若者の砦』の原作『春の死』は、第一部でした。長編のはじめだけを映画化したのでした。
by ashikawa_junichi | 2012-08-04 15:58 | 小説・本・仕事 | Comments(2)
Commented by ち~ぼ at 2012-08-04 20:29 x
私も30年前に読んだ、功名が辻の古い方のヨボヨボの馬に乗る
落ち武者みたいな表紙絵が好きでした。
オヤジに貸したらボロボロにされて、捨てられてしまいました。
「息子の物は俺のもの」時代の(;´Д`)ヒドイ親父ですわ!
でも、こんな風に色褪せてたんだろうなぁ~

その後、NHKドラマ化以降に復刻された表紙絵は
かっこいい騎馬武者なんですよねぇ~
それも買ったので、この小説は2冊ずつ持ってます。
Commented by ashikawa_junichi at 2012-08-05 00:46
>ち~ぼさん
 愛着がある表紙絵がなくなって、ほかの絵に変わるのは、なんとも残念ですよね。
 児童文学の表紙絵や挿絵は、変わらないものが多いですよね。あれはセットのようなものだからでしょうか……。
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