わたしの万年筆

 万年筆が好きです。
 いまはパソコンで執筆していますが、昔、憧れていた小説家のイメージは、四百字詰め原稿用紙(満寿屋のものがベスト)に万年筆(モンブランかペリカンがベスト)での執筆スタイルでした。
 ただ字を書くだけでも、万年筆は書きやすく、持っているだけでも充実感がありますよね。
 というわけで、いま持っている万年筆を勢ぞろいさせてみました。

 一番上は35年くらい前に、神田神保町の金ペン堂で買った細字のモンブラン。
 店主に「あなたは筆圧が強いから細字は向きませんよ」といわれたのですが、助言には従いませんでした。そのときに、ペン先を少し削って書きやすくしてもらったことを覚えています。
 店の中には、片岡義男さんのサインが。片岡氏のエッセイでは、この金ペン堂の主人に、小説の執筆をすすめられたと書かれていましたが、店主は、そんなことをいったかなと覚えていない様子でした。
 2番目は、中字のモンブラン。26年前に海外旅行へいったときに、成田の免税店で買ったものです。
 3番目は、池袋東急ハンズで買った、中字のウォーターマン。20年くらい前です。
 こうしてみると、ずいぶんと保ってますね。
 昔は、中学入学時や高校入学時に、お祝いで万年筆をもらったものですが、みんな壊れてしまいました。父が海外旅行の土産で買ってきてくれたウォーターマンの万年筆も壊れました。
 ここにある3本は、生き残り組です。もともと2本しか持ってないモンブランは、生存率がいまのところ100%です。中字は、たまにインク漏れしますが。
 そして、下の3本は、最近ネットで買ったLAMYです。
 ほかのと違って、ペン先がスチールなので、書き心地は14金のペン先に劣りますが、それでも使っていると書きやすくなってきます。なかなかのスグレモノです。
 植草昌実さんがフェイスブックで推奨されていて、それで購入する気になりました。

 こうした万年筆は、プロットや原稿執筆の下書き、手紙などに使っています。書き心地を楽しむために、漫然と字や絵を描いていることもあります。

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by ashikawa_junichi | 2013-07-30 15:43 | 四方山話 | Comments(0)
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