名言覚え書き 6 暴言も

 昨夜のNHK『探検バクモン』は、集英社の後編。
 鳥山明の作品を担当した伝説(?)の編集者・鳥嶋和彦(ドラゴンボールのDr.マシリトのモデル。いまは専務)の言葉。いやあ、きつい。

「鳥嶋さんにとって、いい作品とは?」(爆笑問題・田中)
売れるもの! こういういい方をすると、強引なんですけど、売れたものだけが作品で、売れなかったものはゴミ!」(鳥嶋和彦)

 身も蓋もない言葉ですねえ。まあ編集さんの言葉ですから、仕方ないんですが……。
 しかし、これは名言というより、暴言ですね!
 あとは、なるほど!とうなずける言葉です。

編集と打ち合わせをしていて、編集がいった直しを、そのとおりにしてくる作家は、生き残れない。ガラッと変えて、編集の意図を超え、意表を突いていく人が残れる人

以前はバブルで、ちょろかったけれど、いまは本当の意味で面白いものしか売れない時代

読者を救うキャラクターが、出版界を救う
(作品は暇つぶし。子ども、及び読者を励ましてくれる作品が求められている)

※ いくらなんでも「ゴミ」はないだろうと……名言に選ぶべきではなかったのではないかという気もしてきました。それで、消しはしませんが、字を小さくしました(^o^;)

   
by ashikawa_junichi | 2015-05-21 13:30 | 四方山話 | Comments(2)
Commented at 2015-05-29 18:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ashikawa_junichi at 2015-05-30 16:41
>近所の豚さん
 そうですね。
 一般人というのがなんなのかよく分かりませんが(^o^;)
 読者ということなら、バカではないでしょう。
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