松本孝氏の御逝去を悼みます

 作家の松本孝氏が昨年11月27日にお亡くなりになっていました。享年84。
 氏は日本推理作家協会の名誉会員で、今日届いた会報に死去の記事が載っていました。企業絡みの犯罪小説や官能ハードボイルド、官能小説を執筆されて、1961年には『夜の顔ぶれ』で直木賞候補になりました。
 わたしは、先日の北山悦史師匠の気功の会で死去されたことを知りました。松本氏は、以前、北山師匠のもとで気功をされており、兄弟子といってもよいのかもしれません。(わたしの教わっている気功にそのような制度はありませんが)
 わたしは編集者時代に1、2度お会いしただけですが、そのときに、中学時代に購入していた氏の本にサインをしていただきました。
 それが『新宿ふうてんブルース』です。60年代の風俗やフーテンの生態が活写され、当時の若者たちのむんむんした熱気と、どうしようもないやるせなさと倦怠感が強烈に胸に迫ってくる傑作です。

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 お会いしたときに、持参した本にサインをしていただきました。

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 謹んで松本孝氏のご冥福をお祈りいたします。
                                                                                             
by ashikawa_junichi | 2017-02-17 23:51 | 小説・本・仕事 | Comments(0)
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