片岡義男『万年筆インク紙』を読んだ

 10日ほど前に近所の書店で偶然目にして購入した片岡義男のエッセイ『万年筆インク紙』を、さきほど読み終わりました。少しずつ読み進めたのですが、なんとも楽しい読書体験。
 しかし。万年筆好きでない人には薦められません。それと、片岡義男氏の文章にアレルギーのある人は読まないほうがよいです。(これは村上春樹氏にもいえますが)
 全編、片岡義男氏が短編小説のプロットをノートで練るために、どの万年筆が書きよいか、インクはどれがよいか、ノートの紙は……ということがつづれています。そんなことどうでもよいことのようですが(実際、片岡氏以外の人にはどうでもよいことです)興味深く、面白く読めるのです。(少なくとも、わたしには)
 わたしが、この本を書店で偶然目にしたことには、小さなドラマがあります。購入したのは深夜ですが、帰宅して朝までにそのドラマを掌編に仕上げました。(おっと、これは片岡義男風ではありませんか? そう思ったことは執筆の動機のひとつです)
 漫画のネット同人誌『新つれづれ草』に寄稿する予定ですので、興味のあるかたは、後日、ここで告示しますのでお読みくだされば幸甚です。

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by ashikawa_junichi | 2017-03-21 00:17 | 小説・本・仕事 | Comments(0)
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