カテゴリ:映画・演劇( 66 )

35年前の日記

 映画『もう頬づえはつかない』は、初めて観たと書きましたが、なんとなく前に観たのではないかという気がしていました。
 でも、観たことを忘れてしまった映画でも、いくつかのシーンに既視感があり、観終わったあとに「これは観たよ」と大抵はなるものです。
 今回は、それがなかったんですよ。ただ、観たという漠然とした記憶のようなものがあるので、当時の日記を読み返してみました。70年代、80年代は、日記をつけていましたから。
 すると、80年3月3日に日劇文化で観たという記述があったのです。日記にこう書いてありました。
「文学部の教室などが出てきた。懐かしかった。また学生に戻りたい。勉強をもっとしたい。(映画を観ながら)主題とは関係のない思いにとらわれていた」
 と書いてありました。ほかのことを考えていたから、ほとんど覚えてなかったのでしょうか……。
 しかし、我ながら真面目なこと書いてますね。もっと勉強したいなんて……(^_^;

 ちなみに、この日の朝は9時から会社の朝礼があったのですが、
「遅刻。朝礼なんか聞く気がおきない」
 と書いてました。社長の話がバカバカしかったのです。不良会社員ですね(^o^;)
『もう頬づえはつかない』は、退社後に観たのでした。前日の2日にはファスビンダーの『マリア・ブラウンの結婚』を観ていました。当時は彼女もおらず、あまり呑みにも行かず、映画ばかり観ていました。……あ、ディスコはよく行ってましたね。
by ashikawa_junichi | 2015-05-04 01:42 | 映画・演劇 | Comments(0)

『もう頰づえはつかない』

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 チャンネルNECOで『もう頰づえはつかない』(東陽一監督・ATG)を観ました。
 1979年の作品。原作は、見延典子さんが卒業論文で書いた小説。
 テレビをつけたら、この作品が始まったのですが、懐かしいキャンパスが出てきて、目が離せなくなってしまいました。
 この映画の撮影時の前年にぼくは卒業していたのです。
 いまの学生たちと違って、格好が地味ですねえ……貧乏くさいなあ……ぼくはもっと貧乏くさくて、ダサかった気がしますが……。
 公開当時、この映画は観ていないのです。邦画、洋画を問わずに、観まくっていたのに……桃井かおりも好きだったのに……なぜだろう……。あまりに身近なような気がしたからかなあ……。(原作も読んでないので、なにが身近なのかっていうと、同じ大学、年齢が近い、失恋など、勝手に抱いていた表層的なイメージですが)
by ashikawa_junichi | 2015-05-01 00:54 | 映画・演劇 | Comments(2)

騎田悠暉くんを応援! そして花見♪

 昨日は、快晴で暖かかったですね♪
 午後に家を出て、王子アークホテルのBASEMENT MONSTERで開かれた『TOKYO流星群3rd Anniversary~桜の舞』を観てきました。
 聖龍人さんはじめ、気功の師匠hanaさんともども応援している騎田悠暉くんがTOKYO流星群の一員だからですが、今回は女形としての踊りを踊ってました。
 ぼくは、今回、はじめて彼の踊りを観てゾクッときました。それだけ、女形としての踊りに深みが増している証左でしょう。さらに頑張って上を目指してほしいと思いました♪(o^ з^o)v

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 悠暉くんとぼくのツーショットは、最後のほうでアップします。

 観終わったあとは、飛鳥山へいき花見をしましたが、五分咲きといった程度でしょうか。今日は全開になったそうですが、昨日のほうが天気はよかったですね♪

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 神水公演にも足を延ばしました。ここにも花見客が。

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 まだ明るいので、王子稲荷にも。ここは初めての訪問でした。

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 これは願掛けの石といって、持ったときに軽く感じたら、思い(重いにかけています)がかなうそうです。
 持ったらけっこう重かったですが、二度目に軽くなっていたらいいのでしょうね。

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 都電に乗って、大塚駅へ。蕎麦居酒屋『庄兵衛』で呑み、かつ食べたあと、歌広場へ。
 そこで、深夜になって悠暉くんがやっと合流。
 疲れていたのに、わざわざきてもらって嬉しかったです。

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by ashikawa_junichi | 2015-03-29 18:13 | 映画・演劇 | Comments(0)

新宿ミラノ座が閉館

 先日、新宿ミラノ座が今年いっぱいで閉館するという記事を読みました。
 大きな画面が魅力的な映画館で、以前はよく通ったものです。
『E.T.』を見たのも、新宿ミラノ座です。今年の最終上映は、もっとも集客があった『E.T.』だそうです。
 併設館として『名画座ミラノ』がありました。ここにも、足しげく通いました。
 大学生のころに、目当ての上映作品ではなく『フォロー・ミー』という聞いたこともない作品がかかっていて、帰ろうかと思いつつ、せっかくここまできたのだからと思い直して見たら、これが物凄くよかったという思い出があります。
 その後に、またほかで上映されていたときに、付き合っていた彼女ともう一度と見たこともありましたっけ。

 それにしても、大きな画面の映画館が減ってきていますね。先年にはテアトル東京が、今年は丸の内ルーブルも閉館しています。
 ミラノ座の場合は建物の老朽化もあるそうですが、大劇場は復活しなさそうです。シネマコンプレックスに押しやられているというわけなのでしょうか。大劇場の醍醐味が失われて、なんだか淋しいですが……最近、とんと映画館にご無沙汰なので、エラそうなことはいえません(^_^;
by ashikawa_junichi | 2014-12-05 16:20 | 映画・演劇 | Comments(0)

『深夜食堂』と寅さん映画

 ぼくの文庫小説の著者紹介文に「人情ものには定評がある」と書かれていることが多いのですが、定評があるかどうかは知りませんが(編集者さんの好意でしょうが)、けっこう人情ものを書いています。

 実は、若いころは「人情もの」というものが苦手でした。というか、反撥していたんですね。
 若いころって湿ったものが苦手で、「人情」とか「浪花節」的なものに反撥していたのです。
 その筆頭が寅さん! そう、『男はつらいよ』でした。
 最初の3作までは映画館で観たのですよ。映画はなんでも観ようというスタンスだったのです。でも、3作観て、もういいやと思いました。(ひょっとしたら1作しか観てないかもしれません。記憶が定かでないので)
 藤圭子が好きで、浅草公会堂のコンサートにいったことがありますが、第一部は寅さんの映画でした。もちろん、映画は観ずに、第二部のコンサートだけ楽しんだことを思い出します。

 ただ、人情ものに対する反撥も、ベタなものに対しての反撥でした。
 テレビドラマの『木枯らし紋次郎』は大好きだったのです。(原作はずいぶんあとになって読みました)
 紋次郎も、底に流れているのは「人情」ですから。表面的なベタな人情ものに反撥していたのですね。

 ところが、最近は、ベタな人情ものに涙するようになってきました。
 そう! 今日の夜中に放送する『深夜食堂』のようなドラマにです。まあ、『深夜食堂』は、人情ものというほかに、全体的に醸しだす懐かしいような心をくすぐる雰囲気が素晴らしいのだと思いますが、若いころは「こんなクサいドラマは俺は観ない」といっていたかもしれません。

 歳とって、湿ったものに対する反撥心がずいぶんと薄れてきたようです。
 
『深夜食堂』に涙して、ぼく自身もつたないながら人情時代小説を書いていて、心の中にある「人情」や「浪花節」的なるものの存在がぐっと大きくなっているような気がします。
 ということは……。いまなら寅さん映画を楽しめるに違いない! ということです。
 寅さんファンには、なにをいまさら!といわれるはずですが、逆にいえば、これから、ほとんどの寅さん映画を、この歳で初見で観賞できるということになります。これはこれで、素敵なことではないですか!? うふふ。

※画像の芦川いづみさんは、早くに引退されてしまいましたから、寅さんのマドンナにはなりませんでしたねえ。残念……。
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by ashikawa_junichi | 2014-10-28 15:57 | 映画・演劇 | Comments(2)

ジェームズ・ガーナー氏逝去

 ジェームズ・ガーナー氏が逝去。享年86。
『大脱走』『マーヴェリック』などの映画に出ていましたが、わたしは70年代半ばに放送されていたテレビドラマ『ロックフォード氏の事件メモ』が忘れられません。
「氏」が入ったのは、第1シーズンだけのようですが、入ったほうがしっくりきます。
 ロックフォードは、マリブの海岸のトレーラーハウスに住んでいる独身の私立探偵で、屋台のタコスが好物でしたね。
 楽しいドラマだったなあ……。

 ジェームズ・ガーナー氏のご冥福をお祈りします。

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※ウィキペディアから勝手に持ってきた画像です。まずいかな…。
 
by ashikawa_junichi | 2014-07-21 15:46 | 映画・演劇 | Comments(0)

『ハルナガニ』を観劇

 21日月曜日は、三軒茶屋のシアタートラムで、かみさんと『ハルナガニ』を観劇しました。
 原作は芥川賞作家・藤野千夜女史の『君のいた日々』です。
 演出は内藤裕敬氏、脚本は木皿泉氏。出演は、薬師丸ひろ子、渡辺いっけい、細田善彦、菅原大吉、菊池亜希子の各氏。
 原作とはずいぶんと趣が違っていましたが、家族とは? 人を思う心とは? 人の存在とは? という核心のテーマは同じでした。
 原作は涙涙でしたが、舞台は笑いがたくさんあった上に、最後はしみじみとしました。
 27日の日曜までシアタートラムで上演しています。また梅田芸術劇場で5月2日から4日まで短期間ですが上演しますよ。

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 観劇後は(ぼくとかみさんとは旧知の仲の)藤野千夜女史と装幀家の稲葉さゆり女史、さゆり女史のおねえさん、漫画家・イラストレーターの風忍氏、そして画家で『君のいた日々』の表紙も描かれた北澤平祐氏と回転寿司屋へ。イザカヤ・トリビーのミカさんも合流して、楽しい時間を過ごしました。
 回転寿司屋といっても、大きな店なので、席はテーブルです。
 ぼくは、二つ年上の風忍氏と、昔のテレビ番組の話などで盛り上がりました。
 回転寿司屋を出たあと、風氏、ミカさんは帰り、残りのメンバーでカフェへ。
 夕方5時すぎに入ったのですが、出たのは11時でした。ずんぶん長く話していたのですが、あっという間でした。
by ashikawa_junichi | 2014-04-22 01:55 | 映画・演劇 | Comments(0)

尾道のさびしんぼう人形

 以前、尾道の志賀直哉旧居が、志賀直哉文学記念室だった時代、入り口近くに大林宣彦コーナーというのがあって、さびしんぼうの人形が置かれていました。
 映画『さびしんぼう』の富田靖子さん演じるさびしんぼうの等身大人形です。
 この人形と多くのかたが記念写真を撮ったことでしょう。
 尾道出身の若い作家柚木さんはご存じなかったので、ずいぶん前になくなったんですね。
 先日、古いアルバムを整理していて、この写真を見つけました。30年くらい前の写真です。

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 ネットではここくらいしか、さびしんぼう人形の記述を発見できませんでした。(黄緑文字をクリックしてください)
by ashikawa_junichi | 2014-04-11 23:04 | 映画・演劇 | Comments(0)

『男おいらん』を観た!

 昨日土曜日は、笹塚ファクトリーで『男おいらん』を観劇しました。
 吉原の奥に、裏吉原があり、そこでは男遊女たちが客を待っている……。
 幻想的で優美な舞台でした。
 出演者たちは、すべてイケメンときてます。特に主役の吉原シュートは実に妖艶でした。
 原作は内藤みかさんです。脚本にも参加されています。
 惜しむらくは、昨日の日曜日が千秋楽であること。でも、今回のは大好評につきの再演なので、また公演があることでしょう。
 画像は、開演前の舞台です。

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 観劇後は、笹塚のイタリアンレストラン『キャンティ』へ。
 そのあとはカラオケ。そしてダーツバー。
 初めて本格的なダーツをしたのですが、これにはハマってしまいました。朝までやっていて、帰宅したのは6時すぎですよ(^o^;)
by ashikawa_junichi | 2014-03-30 21:13 | 映画・演劇 | Comments(0)

昨日は『熊野(ゆや)』『道成寺』を堪能しました

 昨日は宝生能楽堂で『熊野(ゆや)』と『道成寺』を観賞してきました。
 道成寺は、東川尚史さんがシテを演じました。
 道成寺のシテをすることで、一人前の能役者として認められるのだそうです。
 鐘入りはさすがにダイナミックでした。その前の「乱拍子」は小鼓とシテの対決が見物でした。

 そのあとは新宿へ移動して、たのしい飲み会に。
by ashikawa_junichi | 2014-03-24 16:15 | 映画・演劇 | Comments(0)