昨日は、禁煙記念日でした。
2002年8月27日です。9年が経ったのですねえ……。 吸収された煙草の成分が体から消えるのは、喫煙年数(29年)と同じ年数かかると言われていますから、あと20年かかります(^o^;) それにしても、いまはすっかり煙草嫌いなんですが……かみさんは、まだ吸ってるんですよねえ(-o-;)
何年か前に「私がいかに禁煙に成功したか」というようなことを、ここに書きました。
もしお読みになりたいかかたがおられましたら、ここ をクリックしてください。このブログの「禁煙」についてばかりを集めたページです。読む順序は下からです。
昨日27日で、禁煙というか断煙(どっちでもいいですが)期間、満8年となりました。
2002年の8月27日から煙草を吸ってないのであります! 日韓W杯の年です。 というわけで、お祝いに一本吸うかな……ってのは冗談。 もうまったく吸いたいとは思わず、吸っているのを見るだけでも、なんだか口と喉がイガイガしてきます。ホントですよ。
6年前の本日、煙草を止めました。
もう6年も経ってしまったというのが実感です。 その前に29年も吸ってたんだから、6年なんて大したことはないのですが……。 ところで「禁煙」ではなくて「断煙」という言葉を使ってみました。 以前、女性作家の方から、 「禁煙なんていうのは、一時的に止めたって言えることで、これから先、絶対に吸わない場合は、断煙というべきですよ」 と、言われたことがあります。 ふむ。煙草を「断つ」わけですね。 もう、いまでは煙草の煙を嗅ぐのも嫌になりました。 また吸う気は起こりません。 いままで「禁煙」と言い「断煙」と言わなかったのは、また吸うかもしれないという気持ちが、どこかにあったからでしょうか??? なんてことはありません。 最近、ある作家さんが「断煙」と書いていたので、ああそんな言葉があったなあと思って、使ってみたのが真相です(^o^;)
今日届いた「日本推理作家協会報」に、各務三郎氏が『タバコは生活の句読点』と題したエッセイを寄稿されてました。
その表現は、僕もずいぶん前から使っていて、このブログでも書きましたが、同じ表現をされていた重鎮がいらしたのですね! うまい表現を思いついたなと自賛していたのですが、あまり使えなくなってしまいました。真似したと思われそうですもんね(^o^;) まあ、以前からよく言われていた表現なのかもしれませんが。 だって「句読点」そのものですから。
禁煙したあと、例外なく、みなさんご飯が美味しくなるようです。
僕もそうでした。 とにかく、炊いた米が旨いんですよ。 いきおい、バクバク食べることになり、体重が増加します。僕の場合は、いきなり6キロくらい太りました。 これから禁煙する方は、くれぐれも禁煙後の食べ過ぎには注意してください。
煙草を止めて、もっとも戸惑ったのは……一日の句読点がなくなったことです。
なにかしたあとに一服、またなにかして、一服。 それまでの僕の生活は、常に煙草とともにありましたから、区切りごとに一服という習慣が根強くついていました。 それが、突然なくなってしまったのですから、区切りがなくなってしまったような、なんとも居心地の悪いことになってしまったのです。 これは慣れるしかありませんね。 戸惑いは、まだありました。 上映前の映画館のロビーで途方に暮れてしまったのです。 「ここで、俺は一体なにをすればいいのだ?」 以前は、コーヒーを飲みながら、煙草の吸い溜めをしていました。予告編のあいだも、本編が始まるぎりぎりまでロビーで煙草を吸っていました。 冷静になれば、コーヒーは劇場の椅子に座って、予告編を見ながら飲めばよいのです。そうか、そうすれはよいのだ!と気づいたときには、自分がいかに煙草に振りまわされていたかを痛感したものです。 そんなことに気づくことが、禁煙を始めたころは、実に楽しかったです。 煙草って、生活に多くの影響を及ぼしているんですね。 危機もありました。 禁煙当初は、酒の席で、 「吸いませんか?」 と、わざと煙草を差し出されても、にこやかに断りました。 「その手には乗りませんよ」 てなもんです。 でも、しばらく経ったころに、また薦められたら……吸ってしまっていたかもしれません。余裕が出たころがあぶないです。 そのあぶないころ、僕の禁煙など、みなさん念頭になくなっていたようで、薦められずに済みました。 ただ、そのとき、涎を垂らさんばかりに、テーブルの上に置かれた煙草のパッケージを見ていたことでしょう。それも気づかれずによかったです。 酒は理性を鈍麻させますから、欲望に負けやすいのですね。 麻薬中毒だった人は、酒も飲めない……ということを、翻訳小説で知りました。いったん中毒になったら、一生、誘惑と闘わなければならず、理性のタガを外す酒などはもってのほかというわけです。 ちなみに、煙草を薦めてくれた人は、作家の稲葉稔さんです。あぶないときも、稲葉さんの煙草を見てました。あのとき、稲葉さんが、 「一本吸います?」 なんて訊いてきたら、おそらく吸ってしまったような気がします。 あぶない、あぶない。
禁煙してから一週間後に、初めて煙草を吸う夢を見ました。
当時の日記には、 「青いジャケットの右ポケットに半分くらい入った煙草のパッケージとライターがあり、一本吸っていいよなと思うが、いやダメだという気持ちがわき出て来る。吸いそうになり、焦って目が覚める」 と、あります。 やはり、禁煙を楽しんでいるとはいえ、体と心が煙草を求めていたのでしょうか。 以後、なんどか、煙草を吸いそうになる夢を見て、そのあと、実際に吸っている夢も見たことがあります。 目が覚めて、ああ現実では吸ってないよなと思ってホッとしたものです。 禁煙二カ月後の10月に、出身高校の同窓会があり、幹事が僕らの年次だったので、同期の卒業生が沢山集まりました。 二次会の会場は区の施設だったのですが、宴会場は禁煙です。かなりの人(主に男性)が、煙草を吸うために、廊下の喫煙場所に移動しては戻ってきます。それを見て、ああ、僕はなんと楽になったのだろうと、勝手な優越感に浸ったものです。 『禁煙セラピー』には、煙草の代用品は使うな、と書いてありましたが、どうにも口元が寂しくて、ガムを噛んだり、パイポを吸ったりしました。パイポを煙草と同じように深く吸って吐くと、気持ちがよかったです。けっきょく、僕はパイポで、喫煙の欲求を誤魔化していたのでしょう。 ダーティ松本さんは、昆布がよかったと書いておられます。酢昆布でしょうか……僕は、まったく思いつきもしませんでした。さすが、奇想の天才漫画家の発想です。 次回は、禁煙したことによる戸惑いです。おそらく最終回です。
かなりのヘビースモーカーであるフリー編集者○西さんが、なんと昨日で禁煙4日目でした!
禁煙したら、娘さんが素晴らしい笑顔(^o^)で喜んでくれたと仰ってました。 その笑顔に報いるために、禁煙をつづけるそうです。いい話ですねえ♪ 禁煙をつづけられるかどうかで賭けもしたそうですが……こうしたことは『禁煙セラピー』などによると、逆効果なんですが……。 でも、結果的に禁煙が成功すれば、なんでもいいんです! がんばれ○西さん!
禁煙を実行したのは、5年半前の8月27日でした。
ニコチンの物理的禁断症状の出る期間は、どのくらいだったか……たしか3日間だったでしょうか、その間は緊張してましたが、無事に通過すると、あとは楽になった記憶があります。 なにせ『禁煙セラピー』に洗脳されてますから、煙草から開放されて、こんなに幸せなことはない!と思うのです。 禁煙してすぐに読んだ本が『禁煙の愉しみ』(新潮OH!文庫)でした。山村修さんという、図書館司書で、匿名の書評家として活躍されていた人の本で、これは長年、禁煙の失敗を繰り返したあげく、やっと成功するまでの辛さや楽しさをエッセー風につづったものです。 この本の後半、 「禁煙は我慢ではない。我慢してはいけない」 と『禁煙セラピー』と同じく、意志の力で無理にするものではないと書いてあります。 「禁煙とは、最後の一本を灰皿ににじり消した瞬間から、どこか分からないが、こことは別のところに移ることである。禁煙は越境である。これまで知らなかった場所で、知らなかった日々をはじめることだ。ある地点にたどりつくまでは耐え抜くといったレースなどではない」 少々長い引用になりましたが、なるほどと思わせる名文です。 山村さんは、なんども禁煙に失敗したあとに、こうしたことを悟り、ついに煙草と縁が切れたそうです。 ただ、惜しいことに、この本の出版の数年後に、肺ガンで死去されたと記憶してます。肺ガンの原因など分かるはずもないのですが、煙草のせいだったとしても、禁煙の幸福を味わったあとのことでした。 予定とは違ったことを書いてしまったので、禁煙に伴って現れた身体的、精神的な劇的変化については、また明日書くことにします。 今日は、新刊が出来たので、打ち上げと今後の打ち合わせに行ってきます。 出かけるまで、仕事に精を出します。 < 前のページ次のページ >
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