病院から東大、そして蕎麦屋

 今日は、朝早く起きましたよ。午前7時15分!……って、たいした早起きでもないですね。作家でも稲葉さんなんか3時ごろには起きてますもんねえ。
 いつもは正午ごろに起床ですから、僕としては早起き。で、千駄木にある日本医科大学付属病院へ行ってきました。
 先月の肺ガン検診のCTスキャンで要精密検査となったので、さらに詳しくスキャンしてもらいました。結果は、以前のなにかの炎症の痕だそうです。一安心♪
 10時に病院を出たので、ふらふら歩いていると、東大が。入ってみると、そこは東大の農学部。ずんずん入っていくと、植物や動物の研究施設が。なにやら、ここで動物からミュータントを作る実験がされているんじゃなかろか……と思っていると、妖しい気分。襲われて捕らわれることもなく、ミュータントも出現せずに外へ。
 この際、安田講堂や三四郎池も見てやろうと、しばらく歩いて東大の赤門を潜りました。安田講堂の実物を見るのは初めてです。その近くの三四郎池も。なかなか広い池なんですね。夏目漱石の『三四郎』ではどんなシーンが展開したのか、思い出そうとしても記憶の彼方。なんたって旺文社文庫で読んだんですから。
 池を一周して、東大を後にしました。まだ11時。
 帰りに千石の蕎麦屋に寄ろうと思っていたので、腹は空いてないけど、とにかくそこを目指すことにしました。
 バスの停留所があって、大塚駅行きの表示が。茗荷谷か護国寺で降りて、歩けばいいやと、すぐにやってきたバスに乗り込みました。でも、行き先が違っており(ほかの行き先もあったのです)、気がついたところで、あわてて降りたんですが、そこは大曲というところ。飯田橋の近くです。どのくらい離れているのか、よく分からないんですが、そこから歩きましたよ
 小日向から水道端、護国寺まで出て、そこから千石まで。不忍通りの猫又坂を通って、目指す蕎麦屋に着いたときには午後1時になってました! かなり汗をかきました。
 蕎麦屋は『進〇屋』という、実にレトロな店。ダー松さんに聞いていて、一度行きたかったところなんですよ。建物は国の有形文化財に指定されているそうです。
 いやはや、なかなかに趣のある店です。ところが、まだ1時だというのに客は僕ひとり。テレビでも紹介されたというので、混んでいるのを予想していたのですが。
 注文したのは大天ざる。(天ざるの大盛り)。蕎麦は手打ちでないので、予想通りまあまあ。つゆは濃くて旨いです。天ぷらは、種類が多いです。でもねえ、衣がベチャッとしてました。値段は880円。普通の天ざるは750円くらいだから、安いですね。
 で、そこから大塚まて歩いて戻ってきました。かなり疲れましたが、いったい何歩歩いたのか、普段万歩計を持ち歩かないのですか、今日は持って行きたかったですねえ。
 ところで、いま5時45分ですが……まだ胃がもたれてます。
 ……天ぷらの油が(-o-;) また行く機会があったら、天ぷらだけは止めておきます。
by ashikawa_junichi | 2010-04-13 17:49 | 旅行・行楽 | Comments(4)
Commented by 足立区のおじさん at 2010-04-14 11:37
うお。
今日の昼は天ざるにします。今から行こうっと。
それにしても、携帯でもきれいな写真が取れますね。三四郎池の写真は見事です。
Commented by ashikawa_junichi at 2010-04-14 11:46
>足立区のおじさんさん
 蕎麦だけでなく、天ぷらの揚げかたも上手い蕎麦屋さんがいいですよ。
 いちおう、イクシリムのケータイなので、画素数が多いんです♪ デジカメほどの機能はありませんが(^o^;)
Commented by 足立区のおじさん at 2010-04-14 12:30
食べてきました。久々の天ざる。
大盛りにしたら、途中で飽きてしまって……。
でも、美味かったです。うちの近所の蕎麦屋は、そば自体があんまり美味くないのが問題ですが……。
Commented by ashikawa_junichi at 2010-04-14 17:49
>足立区のおじさんさん
 蕎麦が旨くないのはよくないですねえ。
 曳舟あたりだと旨い蕎麦屋がありそうな感じがしますが、そうではないんですね。
 うちの近くも、少し歩かないと手打ちの旨い蕎麦屋はありません。
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