歴史時代作家クラブの忘年会で、鳥羽亮さんは年間20冊以上書かれていると知り、驚愕しました。
早見俊さんは年間17冊。早見さん以上の量なのですね……。 官能作家の大家で時代官能も書かれている睦月影郎さんも、年間20冊以上上梓されています。 また、SNSで知ったのですが、K野M雄さんは、年間24冊だそうです。1月2冊! ギョエ~! とにかく机の前に座って書きつづけていらっしゃるそうです。 鳥羽さんは、仕事のために酒をお止めになったとか。 わたしはどうかというと……今年は、な、なんとたったの7冊! いかんです。来年は12冊以上を目指します! もちろん注文あってのことなのですが。 そして、当たり前のことですが、質を下げずにです。 上記のかたがたは下げていません。いや、書けばかくほど上がっています。 しかし、年間目標12冊と書いて、上記のかたがたの量を見ると、なんとしょぼい数字なことか……。
by ashikawa_junichi
| 2011-11-28 15:10
| 小説・本・仕事
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Comments(15)
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植草昌実
at 2011-11-28 15:20
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年間12冊といえば、「月刊芦川淳一」ではありませんか。しょぼくなんかありませんよ。
それにしても、隔週で1冊書いている作家さんもいらっしゃるんですね。驚きました。 赤川次郎さんの多作は、大林宣彦監督によると、「仕事が楽しくて机から離れたくない」からなのだとか。
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ashikawa_junichi at 2011-11-28 15:34
>植草昌実さん
多作の方々と比べると年間12冊がしょぼく感じられたんですが、月刊ですよね。達成できるのかなあ……(^o^;) いや、弱気はいかん! 赤川さんのように、鳥羽さんもK野さんも、仕事が楽しくてしかたないんだと推察します。なにせ、お酒止めてしまうくらいですから。 睦月影郎さんも「こんな楽しい仕事はないよ」と仰ってます。 わたしも楽しいんですが、ついついほかに目がいったり……それと、頭がまわらず展開が膠着してしまうんですよねえ(-o-;)
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sailasmoor
at 2011-11-29 13:00
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芦川さんの一ファンとして言わせていただきます。読者は年間何冊なんてあまり重要視していないと思います。一人の作家を追いかけてても、多作だと全部なんてとても読み切れませんし、時代小説の好きな人は、たぶん何人か同時に読んでると思うし無理です。
たとえばひいきの作家が3人いたとして、それぞれ年間12冊出したら、それだけで36冊です。そんなお金ありませんし。 たぶん読者は、たまたま手にした一冊で、その作家のファンになるか、それとも二度と読まないかのどっちかだと思うので、納得いく(書き手も読み手も)作品を熱望します。たまに初めて読む作家の本が駄作だったりすると、ほんとに悔しいです。
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ashikawa_junichi at 2011-11-29 14:17
>sailasmoorさん (1)
コメントありがとうございます♪m(*^ω^*)m よっぽどのファンでないかぎり、書いた作品を全部読んでもらえるなんて無理ですよね。 それで、たまたま手に取ってもらった一冊が駄作だったら、作者としても悔しいです。 というか、駄作を上梓してはいけないのですが……。 いやいや、その前に、駄作を書くつもりはないのです。 ただ、これは傑作だと思って書いたものが、駄作だと言われたり、これはどうかなと不安だったものが、逆に評価されたりすることがあります。 ですから、駄作かどうかという判定は難しいです。 そして、たくさん書くから、駄作が増えるというわけでもないと思います。 (つぎにつづく)
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ashikawa_junichi at 2011-11-29 14:22
>sailasmoorさん (2)
たくさん書いたほうがスキルが向上するとよく言われます。 あまりに多作だと書き飛ばすことになるのでよくありませんが、ペースを守って着々と書いておられる作家たちの作品は、少しばらつきはありますが、平均点以上の作品ばかりです。 これは見倣わなければなりませんし、そうやって書いていかないと、よほどのベストセラーを出さないかぎり生活が苦しくなってしまいます。 わたしの場合、言い訳ですが、今年は最初は不調で、調子が上向いたと思ったら大震災で落ちこみ、仕事に集中出来なくなってしまいました。 その乱れがまだつづいているようで、自分の本分は書くことであるのだから、着々と書いていかなくてはいけないと肝に銘じたかったのです。 ブログに書いた作家のかたがたは、そういう意味で目標とするべき人たちなのです。 (またまたつづく)
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ashikawa_junichi at 2011-11-29 14:23
>sailasmoorさん (3)
いろいろ書きましたが、sailasmoorさんのご意見はありがたかったです。 決して駄作を書かないように気をつけます。 作品の質を高めつつ、着々と書きつづけたいと願っていますので、よろしくお願いいたします。 もし手に取られたわたしの作品が駄作だと思ったら、忌憚なくご意見をくださいますよう、お願いいたしますm(__)m (^O^)/ 最初にアップしようとしたら、長すぎるから削れとメッセージか出たので、3分割にしました。
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sailasmoo
at 2011-11-30 10:36
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昨日今日は、土日仕事に駆りだされた代休をいただいたので、ずっと本を読んで、芦川さんの『おいらか俊作』の6を読み終えました。面白かったです。やっぱり小生は芦川さんの主人公は、一見とぼけていて、おおらかな性格で、でもやるときはすご腕なんてパターンが好きです。
と思ってまたここをのぞいたら、もうお返事を書いていただいていたので、びっくりするやら嬉しいやらです。それと、なるほどと思いました。 でもひとつだけなんですが、 > たくさん書いたほうがスキルが向上するとよく言われます。 というのはどうなのかなと思いました。 そうなのかも知れませんが、それってイメージとしては、せいぜい40歳前半ぐらいまでの若い作家のことのような気がしました。 50代60代の作家の人は、死ぬまでにどうしても書きたかったというようなものを書いてです。勝手な意見と思いますが、そのためには大きなエネルギーが要ると思うので、たくさん書くと、分散されてしまうのではないかと思うのですが……「芸術は爆発だ!」と岡本太郎が言ってましたが、爆発寸前まで自分のマグマを溜めないとだめだと書いてあったんですが、作家の方とはまた違うんでしょうか。
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sailasmoon
at 2011-11-30 10:42
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たびたびすみません。さっき書こうと思って忘れました。
きっとジャンルによってぜんぜん違うんでしょうが、小生のイメージとしては、年に1冊とか2冊書いてる作家の作品の方におもしろいものがおいような気がしています。生意気を書いてすみません。
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ashikawa_junichi at 2011-11-30 14:12
>sailasmoonさん
コメントありがとうございます♪m(*^ω^*)m 『おいらか俊作』を読んでくださり、なおかつご好評をたまわり、感謝感激しております♪ 若いころから活躍されていたら、いまは仰るようにマグマを溜めてドカンと渾身の力作を書く時期なのかもしれません。 でも、わたしの場合は、デビューは20年前ですが、本格的に書き始めてからはまだ5年です。まだまだ駆け出しなのです(^o^;) 年齢は重ねていますが、まだ修行中なのです。 ほかの作家のかたがたについては、それぞれの考え方、執筆スタイルがあるので、わたしが言及するのは僣越ですので控えます。 (つぎにつづく)
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ashikawa_junichi at 2011-11-30 14:14
>sailasmoonさん(2)
ただひとつ言えるのは、年に1冊2冊じっくりと作品を書いて生活していければ、それに勝ることはありません。 ですが、それでは食べていけないのです。英語圏の作家は、読者が多いですから、寡作でも食べていけるようですが、日本では、かなり有名なかたでも、年1~2冊では、よほどのベストセラーでもないかぎり生活するのは無理でしょう。 さらに、わたしのような文庫作家は、つねに書いていないと、読者にも出版社にも忘れられてしまうのではないかという不安がつきまとっています。 編集者には、たくさん書かないと、仕事も減ると言われています。 1920~50年代のアメリカのパルプ作家のような気がしています(^o^;) その中で、チャンドラーやハメットなどが残ったように、わたしも頑張らねばと思っています。 (つぎにつづく)
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ashikawa_junichi at 2011-11-30 14:15
>sailasmoonさん(3)
sailasmoonさんのコメントを読んで、いろいろ考えてみたのですが、いまのわたしにある程度の量は必要ですが、自分の能力を超えたチャレンジは無謀だなと思い改めました。 無理のない自分のペースで、なるべくたくさん書こうと思います。それが今年と同じ7冊なのか、月刊ペースになるのか、来年を乞ご期待!(o^ з^o)v
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sailasmoor
at 2011-11-30 19:57
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今日は大感激でした! 自分が読んでいる作家の方とやりとりができるなんて夢みたいです!(コメントなんかでなるべくおじゃまにならないようにします)。
そしてすごく勉強になったというか、初めて知ったのは、 「読者と作者の希望はかならずしも一致しない」 んだなってことでした。 読者は、作家が食べられる食べられないなんてきっとほとんどの人考えてないでしょうし、作家の人はそれじゃ食べていけないんですから必死なわけですし。作家の人と、その人のファンである読者でさえも、必ずしも利害が一致していないんだなと、なんだか目が見開くような気がしました。おっしゃられてみれば、たしかに食べれなければ書き続けられないんですもんねえ……給料をもらっている小生の我が儘だったかも知れません。 それではこれからもがんばってください! 周回遅れもいいとこなんですが、なるべく早く最新作に追いつきたいと思っています。ありがとうございました。
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ashikawa_junichi at 2011-11-30 22:44
>sailasmoonさん
ご遠慮なく、コメントしてくださっていいですよ♪(o^ з^o)v わたしももっと売れれば、生活も楽なのですが、かなかそう上手くはいきません(^o^;) わたしの小説ばかり読んでくださらなくてもいいですよ。ほかの方々の小説も面白いですから♪ でも、矛盾するようですが、ご贔屓に! 今後ともよろしくお願いいたします♪m(*^ω^*)m
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manila_vanilla
at 2011-12-01 16:00
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すいませ~ん。お尋ねします。
風N先生の24冊/年は時代物だけでしょうか? 近頃は現代ものも書かれているようなので そちらも含まれているのかな?と思った次第です。 sailasmoorsさんの感激は当方もよく分ります。 雲の上の人みたいなもので、昔じゃとても考えられなかった。
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ashikawa_junichi at 2011-12-01 21:07
>manila_vanillaさん
コメントありがとうございます♪m(*^ω^*)m 又聞きだったのでイニシャル表示にしました。 直接お聞きしたわけではないので、はっきりとは言えませんが、現代ものも入れての数だと思います。 こうやってやりとり出来るのは、ネットのおかげでしょうね♪(^o^)
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