明記したいこと(私的なことですが)

 まず、図書館問題というものがあります。新刊本を発売前から予約をとって無料で貸し出すことが、出版社や作家の利益に反するのではないかというものです。
 図書館に置くなといっているわけではなく、何週間か新刊本を置かない期間があってもよいのではないかという主張です。まして発売前から予約をとるのはどうかと。(ここ重要です。自作が図書館に置かれたら、それは嬉しいです。あくまでも発売する前の、そして発売したばかりの本についてです)
 立場によって考え方は違いますし、わたしのようにそこそこしか売れない作家には影響はなさそうですが、出版社にとっては死活問題だと思います。
 図書館側からすれば、貸し出した新刊本が面白ければ、読者が今度は書店で買うようになると……。はたしてそうなのか、議論すべきことだと思います。
 以上前置きです。

 以前、図書館の司書のかたのミクシィ日記で、出版社が図書館に冷たいと書かれていたのですが、その日記に対するコメントに「そのようなことは、出版社が自分の首を絞める行為だ」とありました。それに対して、わたしは反撥しました。
 一方的に出版社を攻撃する態度にもの申したかったのです。
 そのことが広がって、ほかの大御所の作家のかたとちょっとした論争になり、最終的に「結果的に図書館の一司書のかたを責めるようなことになって、申し訳なかった」と、わたしは謝りました。これは本心です。コメントでも、直接メッセージでも謝りました。それについての返信はなかったのですが……。
 もうひとりの大御所の作家のかたに「文句をいわずに、とにかく書け!」というお叱りも受け、もっともだと思いました。

 それで一応終息したと思っていたのですが、その司書のかたが、わたしの読めない場所で、わたしを「あんな奴ら」といって罵倒していたことを知りました。「奴ら」と複数なのは、もうひとり論争に参加した作家がいたのです。
 さらに、ツイッターでも「(奴が)こわい、こわい」と。(これはすぐに目にとまりました)
 なんだか、わたしやほかの作家が、そのかたを脅していたり、苛めているような印象です。そのようなことは一切ありません。
 影で悪口をいわれるのは嫌ですし、そのかたの本性を知った気がしたので、マイミクを解消し、アクセス禁止にしました。
 これ以上かかわると、ほかのことでもトラブルを起こしてしまいそうな気がしたこともありました。

 そこで、思い出すのが、そのかたが、ある作家(すでに故人)に対して「三文作家が!」と罵倒したということです。深夜のメッセージに、作家のほうが返事をしなかったことでの喧嘩のようでした。それは、作家からうかがいました。

 そのかたは、いまでも、どんどんネットで作家とのつきあいを広げていますので、嫌でもコメントが目に入ってきます。
 ある先輩作家のプログで、司書のかたのコメントを目にしました。そこには、わたしが図書館問題のことで、そのかたを嫌ったと書かれてました。図書館についての論争で嫌ったような印象です。
 それは違うと、ここでハッキリと述べておきます。図書館問題で論争しただけで、嫌うなんてことは有り得ません。立場が違うわけですし、考え方が違うのはしかたありません。司書のかたとの話は有益ですし。

 影で、わたしやほかの作家のことを感情的な嫌な言葉で貶めようとしたことで、もうかかわりたくないと思っただけのことです。
 気になったので、ここに明記しおきます。
by ashikawa_junichi | 2012-05-26 16:31 | ネット | Comments(2)
Commented by 植草昌実 at 2012-05-26 19:28 x
図書館問題はたしかに重要ですね。
公立図書館は昨年の時点で約3000館ある、と最近調べました。単行本なら、すべての図書館が蔵書にしてくれれば、むしろ良いセールスになりますが、そうもいかないようですね。
発売から6ヶ月間は図書館に入れないよう、というお願いを明記した本を見たことがあります。著者と出版社の偽らざる思いと解しました。これをルールに定めれば、著者や出版社には利益になり、図書館は公設貸本屋にならず本来の機能を取り戻すだろう、と、かねてから考えております。
Commented by ashikawa_junichi at 2012-05-26 23:19
>植草昌実さん
 発売から6ヶ月も待ってもらえれば助かりますよね。3ヶ月でもいいくらいです。
 図書館は本来、新刊書店では手に入れにくい本や、資料として貴重な本などが充実している場所であってほしいものです。
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