サンスポ官能小説講座へ

 やっと投稿ページに入れました。
 このところ、なかなか入れずに困っています。エキサイトに問い合わせたら、とくに問題はないとのことなので、こちらのマシンのせいなんでしょうか……。
 このまま入れないことがつづいたら、どこかへ移ることも考えないといけません。

 さて。
 昨日は、産経新聞本社で行われた『官能小説講座』の第3回を受講してきました。
 講師は、官能作家の大御所である北山悦史さんと、評論家の永田守弘さん。
 北山さんは、気功家でもあるので、気功とからめた官能表現について。
 なるほどとうなります。永田さんが、あとで「北山さんの真似はあまりしないほうがよい」と仰っていましたが、それもそうです。ひとつの極限の方法なので、ぜひ参考にしてほしいとのこと。そのままの真似は駄目。(なんだかわかりませんよね。北山さんの小説をお読みくだされば分かるはず)
 講義の中で、とくに心に残ったのは「樹林気功」の話です。
 森林にいって樹木から気をもらってくることを森林浴といいますが、それは、ただ自分のためだけのもの。
 樹木から得た気を自分の身体を通したあとに、地面から樹木に還元していくのが「樹林気功」なのだそうです。
 具体的には、大木から少し離れた場所にいて、樹木の上の葉や枝から降りそそいでくる気を身体で受けて、それをまた地面から樹木の根へと送っていく。つまり、循環させるわけです。
 ただ気をもらってくるだけでは、自分の欲だけを満足させること。樹木に還元することによって、自然と人間の双方が豊かになる……というようなことでしょうか。

 森林における、ひとつの注意が。
 大木に抱きつくのは、あまりよくないとのこと。
 樹木の中を下かち上へと物凄い気が流れているので、自分の調子がよくなかったりすると、気を持っていかれてしまうそうです。

 永田さんは、官能小説における男目線と、女目線の違い。それによる描写の違いなど。
 勉強になりました。官能小説を書く予定はありませんが、きっと小説を書く上で、なんらかの参考になるはずです。
 いや、読者として、表現の違いを意識して読むと、とても面白いことが分かりました。
 女性の官能作家のかたがたが増えているようで、読者も女性が多くなっているようす。それで女性目線の作品も多くなっているとのこと。
 以前は女目線の官能小説は駄目だといわれていたようですが、以前の状況とは、違っているのようです。

 講座はひとり90分。終わったあとは、講師のかたがたや見学にきた作家のかたがたとともに、受講者もいっしょに近くの中華屋へ。
 そのあとは、有志のかたがたとカラオケへ。
 帰宅は23時ごろでしたか。楽しかったです♪
by ashikawa_junichi | 2012-08-19 19:42 | 小説・本・仕事 | Comments(0)
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