『アンソール展』へ

 新宿の損保ジャパンが運営している東郷美術館へいってきました。
 いま開催中の『ジェームズ・アンソール-写実と幻想の系譜-』展を観るためにです。
 アンソールといえば、仮面の絵が有名ですが、この展覧会は若いころの彼の絵から年代的に展示されており、さらに、影響を与えたオランダのフランドル派やクールベなどの画家たちや、同時代のベルギーの画家の絵も展示されています。
 ヨーロッパの絵の歴史とアンソールの軌跡が辿れる、実に面白い展覧会でした。

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 昨夜は、アンソールの予習のために以前に録画した日曜美術館のビデオを探して観たのですが、なんと1999年のもの。13年前に録画して、未見でした。怠慢ですねえ。
 番組には、唐十郎氏が出ていたのですが、今朝の新聞を見ると、週刊誌の見出しで闘病中とありました。心配です。
 ↓も、アンソールの絵です。こうした絵も描いていたのですね。
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 これと不気味な絵ですね。いろいろな見立があるようですが、なぜ骸骨なのかというと、当時、骸骨が流行っていたんだそうです。
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by ashikawa_junichi | 2012-10-31 00:07 | 絵画・イラスト | Comments(0)
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