深夜の乙女ロード

 昨夜は、気功の会のあとの飲み会が長引き、いつものように終電ギリギリの時間になりました。
 このごろは、山手線の池袋止まりに乗ることが多く、池袋から20分近くかけて歩いているのですが、今回はhanaさんが調べてくれたルートで有楽町線に乗ることに。
 西武線の中村橋まで帰る桜井真琴さんと一緒で、わたしは東池袋で降りて歩くことにしました。

 方向音痴のわたしは、まちがって逆方向に歩きだし、いつのまにか雑司ヶ谷の墓地に。
 そこから戻って歩いたので、池袋からとあまり変わらなく……というより、余計に歩くことになってしまったような……。(すべてわたしが悪いのです)
 家までの最短距離を歩こうとしたらサンシャインビルの前に出ました。そして、乙女ロードへ。池袋から歩くときは、乙女ロードを通りません。深夜の乙女ロードは少しだけ新鮮。
 わたしのほかは誰も歩いていない乙女ロードで、店のウインドーを見ていたら、『魔法少女まどか☆マギカ』のコスプレ衣装が。
 ウインドーの向こうに異世界が広がっているような不思議な感覚に一瞬陥りました。

深夜の乙女ロード_b0122645_2281720.jpg


 写真を撮ったあとに、妄想が。
 乙女ロードに、ひとりの少女が倒れていました。白いフレアスカートにピンクのブラウスを着た少女は、歳のころは14、5でしょうか。抜けるような白い肌、形のよい鼻、そして赤く濡れた唇は蠱惑的です。わたしが抱き起こすと、目を開けた少女は、
「私は、あなたに30年前、サンシャインシティの地下11階に置き去りにされた娘です。巣鴨プリズンで命を落とした霊たちに守られて眠りつづけてきました。そして、乙女ロードの乙女な力で目覚め、やっとあなたに会えたのです」
 といって、抱きついてきました。
 凍てつくサンシャインシティの地下で冷凍されていたせいか、少女の身体は氷のような冷たさでした。
 わたしは、これまで犯してきた数々の悪行に対する罪の意識に押しつぶされそうになりながら、いいようのない幸福感にひたっていました。

 ……深夜の乙女ロードを舞台に、唐十郎の世界を真似してみました。うまくいきませんね(^^;)
 ちなみに、わたしは悪行を重ねてはおりません。念のため。

by ashikawa_junichi | 2013-12-03 02:51 | 日常 | Comments(0)
<< さりげない夜 電線地中化工事 >>