大倉山記念会館へ

 昨日の10日木曜は、大倉山記念会館へ。
 チェロ奏者・アーティスト松本清志氏の『松本清志の音とオブジェ/表現の王国』展を楽しみました。
 記念館は風格がありますね。
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 松本氏は、2012年4月12日に他界され、今回の催しは回顧展であると同時に法事でもあるそうです。『回顧大法事展』ともうたわれています。
 さまざまな表現にチャレンジ、というか遊んだというべきか、バリエーション豊かなオブジェの数々に、使ってない脳の領域が刺激を受けました♪
 建物の中はこんな感じ。2階はホールです。
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 松本清志氏とともに活動した仲間のひとりに、私の高校の同級生がいます。峰岸政春くんといって、コンサートではシステムを担当していたようです。展示の写真に懐かしい峰岸くんの姿が!
 峰岸くんは、いま闘病中なので、残念ながら会えませんでしたが、奥さまの桂子さんが音楽家で、記念館のホールでコンサートをされました。パラグアイの竪琴アルパの音色は美しかったです。
 演奏中の撮影は自粛したので、演奏前のステージです。
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 つぎは、島田瑠里さんのエリック・サティのピアノコンサートでした。『スポーツと嬉遊曲』『ジムノペディ』のほか、ルネ・クレールの『幕間』(まくあい)を上映しながらの演奏もありましたが『幕間』を見たのは、なんと40年ぶりですよ!
 うーん、2つのコンサートは、とても素敵な時間でした。
 最期に、松本氏や峰岸くんが参加した『ヒクイヤマコンサート』があったのですが、これは割愛して、同行したクラスメートの女子と食事をして帰りました。(女子ではないけど、まあ、高校時代は女子でした)クラスメートは千葉に住んでいるので遠いのです。
 稲葉稔さんのお宅が近いので、呑んでいるところに乱入しようかなと思いましたが、9時には寝てしまわれるので、無理だと諦めました(^o^;)
 ヒクイヤマはYuTubeにあると思いましたが、あったのは峰岸くんの参加した別のコンサートでした。しかも、後年の再現演奏で、峰岸くんはこの演奏には参加していません。
 しかし、前衛的な音楽をやっていたのですねえ。


by ashikawa_junichi | 2014-04-11 01:29 | 音楽・アート | Comments(0)
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