『事件記者』

 企画&プロットがどうも上手く進まずに、ついつい以前チャンネルNECOで放送されたものを録画した『事件記者』を観てしまっています。
 これは日活映画で、これまで見た映画の7本は、1959年に作られたものです。50分くらいのものですが、往時の東京の町並みが出てきて、実に興味深いです。
 ところで『事件記者』はNHKのドラマが大人気で、それが映画化されたのですが、NHKの『事件記者』は、ほとんど生放送だったので、キネコ録画されたものが数本残っているだけだそうです。すべてセットなので、映画のような町並みのシーンは出てこないようです。
 小さいときに、なんとなく観た記憶があるんですよ。ただ、おじさんたちが煙草を吸って会話しているだけのシーンを思い出すだけですが。
 映画だけの印象ですが、脚本(島田一男)と演出が素晴らしく、たくさん出てくる記者たちの掛け合いが面白く、全体のテンポが速くて楽しめます。テレビも同様かそれ以上だったのでしょう。なにせ40パーセントを越える視聴率だったといいますから。(最高では47.1パーセントだったとか)
 実はですね、NHKが一本だけDVDを出しているのです。それを購入しました。企画&プロットができたら、ゆっくり観るつもりです。楽しみ♪
 ちなみに、東京日報の相沢キャップ(永井智雄)が電話をとるとき「へいへいへい相沢」というのが癖なのですが、とても印象に残ります。

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by ashikawa_junichi | 2015-08-19 22:34 | ドラマ | Comments(0)
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