いままたサルトルか!?

 学生時代、松浪信三郎先生の演習で実存主義をかじりました。
 いままた、NHKの『100分de名著・実存主義とは何か』を見て、そうなんだよなあと実感しました。
 つまり……。

 人間の運命は人間の手中にある。
 人間は自由であり、その自由を妨げるものとは闘え。
 どんな絶望的な状況であっても、世界が醜く不正で希望がないように見えても、人間は生きていかねばならない。だから、人間は未来に希望を投げかけて生きていかなければならない。希望を作り出さなくてはならない。


 いま世界は戦争状態にあります。さらに絶望的な状況になりそうな恐れがあります。だからこそ、忘れられていたサルトルの哲学が、ふたたび脚光を浴びようとしている(?)のかもしれませんね。

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by ashikawa_junichi | 2015-12-04 17:06 | 人生 | Comments(0)
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