トマソンとイチローのピート・ローズに対する反論

 わたしは、野球に興味がないのですが、トマソンの名前は知ってました。
 そのトマソンの名前を、今日の天声人語のなかで見つけました。
 天声人語は、ピート・ローズがイチローの日本での記録を大リーグの記録に加算することがおかしいとケチをつけたことに関するものでした。そのなかで、豪快な空振りが多くて「扇風機」といわれたトマソンのことも引き合いに出されていたのです。(ローズは、日本の野球はレベルが低いという理由に、日本で活躍したアメリカの選手は大リーグでは駄目だったということをあげているが、逆に日本で活躍出来なかった大リーガーも多くいて、トマソンもそうだというもの)
 なぜ、トマソンの名前を知っていたのかとういと、まずは赤瀬川源平の「超芸術トマソン」です。美しく保存された無用の長物……だとか。
 そして、伊藤つかさです。彼女が「好きな野球選手は?」と訊かれて「トマソン」と応えたことを鮮明に覚えているからです。その「トマソン」という口調が可愛かったんですねえ。

 それはともかく、イチローはさりげなくローズに反論していましたね。あまりニュースで取り上げられていないのが不思議です。
「日本で野球をつづけていて、この安打記録を塗り替える選手が出てきたらスゴイですよ。こっちでやるより、大変だから」(記憶に基づいているので、言葉は正確ではありません)
 といっていたのです。つまり、大リーグでよりも、日本でプレイしながら記録を塗り替えるほうが難しいといったのです。「日本での安打記録にケチをつけるなんて、勘違いもはなはだしいぜ!」ということですね。

トマソンとイチローのピート・ローズに対する反論_b0122645_23502488.jpg

by ashikawa_junichi | 2016-06-16 23:51 | スポーツ | Comments(0)
<< 千野隆司さんの新刊『出世侍(三... 岸田尚さんの肖像画を描きました... >>