板橋本町オカルト散歩・その5

 板橋区役所駅近くの商店街から山手通りへ抜ける途中に、供養塚がありました。商店街の通りからのぞいて撮影した写真です。向こう側は山手通りです。
板橋本町オカルト散歩・その5_b0122645_00363144.jpg
 以前は、前の写真の右手のここらあたりにあったそうです。なぜ移動したのでしょう? わかりません。
板橋本町オカルト散歩・その5_b0122645_00372544.jpg
 お墓は、都営三田線の工事でガス爆発が起こり、その犠牲になった人たちを供養したもののようです。
 ガス爆発は昭和44年3月20日のことで、都営三田線の工事で地下から発生したガスに引火した説と、アパートが密集していたので、プロパンガスに引火した説があるそうです。
 犠牲者は1家族5人で、就眠中の突然の事故だったようです。
 供養塚に手を合わせていた深瀬さんが急に寡黙になり、カフェ・ベローチェに休憩しにいく散歩隊から離れて、スーパーへ向かいました。その様子に異変を感じたぼくとKさんとMERRYSUNの3人は、深瀬さんのあとを追いました。深瀬さんは、供養塚に供えるためのお菓子やお酒、それを盛るための皿などを購入しています。理由を訊くと、供養塚に祀られている人たちは、なぜ自分たちだけがこんな悲惨な目に遭ったのか、あまりに理不尽だという物凄い怨念にとらわれていて、寄ってくる人間を黄泉への道連れにしようとしているそうです。
「このままでは、一緒にきた人たちに災いがあるかもしれないから」
 ということで、霊たちを慰めるための準備をしていたのです。
 準備が終わると、ほかのみんながいるベローチェへ。飲み物を飲んだあとに、みんなで供養塚に戻りました。
 お供えをして、祈ります。
板橋本町オカルト散歩・その5_b0122645_00533493.jpg
 こうしておいて、ほかの人たちもあとにつづいて供養してくれることを期待します。供養がつづけば、犠牲者も穏やかになるでしょう。そうなることを祈ります。
 山手通りを流しているタクシーの運転者が、ここらあたりで客を乗せると、走っている途中にその客が消えているということが何度もあったそうです。タクシー運転手たちのあいだでは有名な話で、ここでは客をとらないのだそうです。ですから、手を上げてタクシーに乗ろうとしても、とまってはくれません。この供養塚と関係があるのでしょうか……。
 ガス爆発の犠牲になったかたがたが、穏やかな気持ちになって成仏されることを祈って合掌。

 オカルト散歩は、まだつづきます。

by ashikawa_junichi | 2018-09-22 01:10 | 四方山話 | Comments(0)
<< 板橋本町オカルト散歩・その6 板橋本町オカルト散歩・その4 >>