月蝕歌劇団『新撰組in1944－ナチス少年合唱団－』を観た！

　25日土曜日の昼間、月蝕歌劇団公演の『新撰組in1944－ナチス少年合唱団－』を観てきました！

　新撰組が時空を超えてゲッペルスに騙されて暗殺者となり、声変わり寸前のナチス少年合唱団の団員は、少女の声帯を移植され、土方はロマの少女と友情を育み、鞍馬天狗の正体は実に意外な人物であり、明治維新という暗黒の歴史の首魁は実はとっくに死んでいた人物で、死んでいるからこそ、幽体となって……と、とんでもない伝奇物語が展開しました！

　痛快なのは、最後に大どんでん返しがあること。薬家に戻った土方が、明治の要人を1人1人暗殺して、大日本帝国は崩壊し、日本に共和国が誕生します。これ、ネタバレですが、もう終わってるからいいかな。

　いやはや、とっても面白かったです♪

　演出的にたどたどしい場面が少しだけ見受けられましたが、高取さんが死去されているいま、それは仕方のないことで、そうした欠点を補って余りあるほどの熱い演技を見せていただきました。

　百日紅常連の紅日毬子（あかひまりこ）さんは、ナチスの将校・メンゲルを快演！ 怪演！　制服姿が実に似合ってます。開演前にうしろの席にいた女性が、リピーターらしく「（お客サービスのためにいろいろやっている紅日さんを差して）あの人、ナチスの制服を着て出てくるんだけど、とってもカッコいいのよ」と、一緒にきた男性に話していました。なるほど、実際に観て「すんごくカッコいい♪」と、同感した次第。

　紅日さんの軍服姿です！　写真利用を承諾していただいたのでアップします。

　そして、なんと、○○天狗！　幕末の架空の人物ではなかった！

　　観劇後、ご一緒したダー松さんが以前にいってよかったという店へ。

　つぎの店！

　そして、カフェ百日紅へ移動。そこで起きたステキなことは次回！