わたしの「チャチな目」

 このところ、明るいところから暗いところに移動したときに、一瞬左目の隅がピカッと光る、という現象が起きていました。ネットで調べてみると「光視症」というものらしく、たいていは加齢による一過性のものだけれど、たまに網膜剥離の前兆であるから、検査したほうがよいということでした。
 すぐに近くの新しくできた医院の眼科へ。
 驚いたことに、中年の先生みずから診察室のドアを開けてくれて「……様」と、患者を呼ぶのです。まあ、患者はお客さまであるわけですから、当然のことなのですが「様」をつけて呼ばれたことは初めてのことです。しかも医者から! 他の病院と同じように、この医院でも、受け付けや看護師さんは「さん」づけだったのに。
 出来たばかりで空いているせいもあるのでしょうが……空いているおかげで待ち時間はほとんどなく、すいすいと検査、診断が済み、いまのところ異状なしでした。
 つぎの日には予約して視野検査を。20年ほど前から右目に視野欠損があるのですが、原因不明で進行もしてません。これもいまのところ異状なし。ひと安心。ただ、これまでは異状なしですが、将来的には加齢もあるのでわかりません。半年に一度の検査を薦められました。半年ってのはアッという間ですよね。一年に一回くらいにしようと思ってます。

 ところで、わたしは35年ほど前、ひどい眼精疲労のため、都立病院で目の検査をしたとき、女医さんに「チャチな目をしてるわねえ」といわれたことがあります。そのときは、なにをいわれているのか分からなかったのですが、今回ハッキリしました。
 わたしの視神経が細いらしいのです。これは個体差があって異状なものではないそうで、身体がひとより華奢だというのと同じで、視神経がひとよりも細い、というわけです。このことを、35年前の女医さんは「チャチな目」と表現したのでしょう。ちょっとひどい言葉ですが。しかし、これでスッキリしました。35年前は、ちゃんと説明してくれなかったのですから。

 画像は、夜の浜町。今年は落ちた銀杏の実の臭いがしませんでした。あっというまに落ちて、掃除されてしまったのでしょうか。
 葉っぱの落ちた夜の光景は、綺麗ですね♪
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by ashikawa_junichi | 2019-12-19 01:44 | 健康 | Comments(0)
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