川合瑞恵さんの朗読会

 18日土曜日の夜、カフェ百日紅で、女優・川合瑞恵さんの朗読会がありました。
 開催中の目玉堂さんの個展『百日紅夜話~緊縛病棟の住民たちⅡ~』にちなんだイベントです。
 脚本は、如月悠帆氏とわたくし。音楽はMERRYSUN。先週土曜日の紅日さんの朗読会と同じスタッフです。
 店内は、雨にもかかわらず満員の盛況。
 まずは如月悠帆氏の脚本による『書物機関銃説 再装填版』の朗読から。
 悠帆さんのツイートから引用します。「悩める時、本棚の本を手に取り、数行読んで元の場所に戻す。この行為はロシアンルーレットに似ている。しかし、期待されるのは、コメカミに撃ち抜く一行との出会いである。そのようにして撃ち抜かれた銃創から流れる血の他に、良いインクがあろうとは思われない」
 書物とそれを読む者の形而上学的かつダイナミックな話でした。
 朗読する川合さんです。朗読会中、お客さんは撮影禁止ですが、これは目玉堂さんが厨房から静かに撮影されたものです。
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 着物での朗読は、つぎのわたしの脚本『あやかしの画帖』のためです。というか、わたしが要求したようなものですね。
 脚本はひとことでいえば「少しエロチックな大正ロマンミステリー」というようなものです。
 実際に朗読を観て聴いていたら、主人公が快楽の淵に沈むシーンで、圧倒的なパフォーマンスをしてくださいました! 予想もつかない、なんとも素晴らしいもので、艶舞ともいえましょうか!!!!!!
 いまでも興奮しております♪

 朗読会が終わってスタッフ一同の記念撮影。真ん中に川合さんがいなくてはいけないのに、わたしがヌケヌケと偉そうな感じで写ってますね。わたしが気づかなかったせいです。すみません(^^;
川合瑞恵さんの朗読会_b0122645_22491920.jpg
 実は、大正ロマンミステリーなどというものを書いたのは、以前、和服姿の川合さんを見て、その艶冶なうなじにドキッとしたからです。今回、少し着崩した着物の襟元からのぞくうなじを撮影させていただきました♪
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by ashikawa_junichi | 2020-01-19 23:01 | 小説・本・仕事 | Comments(0)
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