宍戸錠と『B級どりぃみんぐ』の想い出

 宍戸錠がなくなりましたね。享年86。独特なスカッとした魅力のある俳優でした。淋しいかぎり。
 偶然ですが、去年末に新装版が発売されたばかりの都筑道夫作『紙の罠』(ちくま文庫)を読んだのですが、これは日活の『危(やば)いことなら銭になる』の原作です。主人公を演じていたのが宍戸錠で、原作を読んでいると、宍戸錠の姿が思い描かれ、彼の声が頭のなかに響きました。
 彼の代表作というと『殺しの烙印』『拳銃(コルト)は俺のパスポート』『みな殺しの拳銃』などでしょうが『危いことなら銭になる』も大好きです。
 小林旭などの主演映画の敵役(かたきやく)も味があってよかったですね。しかも、完全な敵役ではなく、最後には味方になったりして。
 30年以上前、漫画ゴラクの連載に『B級どりぃみんぐ』という地引かずやさんの作品があったのですが、これは担当していたわたしの企画でした。日活のB級アクションに夢中な高校生が主人公で、とくにエースのジョーに憧れている奴です。自分の世代ではない古い映画のヒーローが好きなイタイ高校生ですね。
 単行本7巻までつづきましたが、あんまり話題にならずに終わってしまいました。わたしの力不足のせいです。しかも、わたしの趣味に付き合わせてしまったようで、地引さんには、まことに申し訳なかったですm(_ _)m
 でもですね、これ楽しい作品なのですよ♪
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by ashikawa_junichi | 2020-01-23 01:12 | 音楽・アート | Comments(0)
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