カバーをはがすと……『神保町「二階世界』巡り 及び其ノ他』

 おおっと、気がついたら8月も7日になってました!
 今日は東京初の猛暑日で、暑いのなんのって……。夕方には、小説とは関係ない取材を週刊誌から受けます。雑誌が出たら、なんの取材だったかお教えしますね。でも、ほんのちょっとコメントするくらいですが。
 さて。快調に傑作を上梓しつづけている千野隆司さんのブログ最新記事を読んで、いま読書中の本を紹介したくなりました。千野さんのブログ記事は『カバーをはがすと』というタイトルで、カバーの下にある各社文庫本体の絵は同じデザインなのだが、双葉社文庫のフォーマットの絵が最近新しくなったというものです。
 このことから、私は文庫はともかく、単行本は本体のデザインが、カバーとはずいぶんと変わっていたりして面白いなと連想し、いま読書中の本も実に楽しい作りになっていることに気づいたのです。
 私がいま読んでいる本は、ずいぶん前に購入した坂崎重盛著『神保町「二階世界」巡り 及び其ノ他』(平凡社)です。
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 この本のカバーをはがすと……
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 まったく違うでしょ? いや、共通する点もあります。どちらもレトロ。
 そして、見開きは……
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 これでこの本の傾向がお分かりになりますよね。そう、東京、しかも古の東京にまつわる話が多いです。それから、東京ゆかりの小説家や随筆家についても多く書かれています。
 この本を毎日少しずつすこしずつ読んでいくのが、いまの一番の楽しみでしょうか。

by ashikawa_junichi | 2020-08-07 16:15 | 小説・本・仕事 | Comments(0)
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