『YOUCHAN個展 本を巡る冒険3 本の中の綺羅星たち』!

 2月3日金曜日、吉祥寺のgarallyshll201へ。吉祥寺での展示会には、これまで車でいってましたが、今回は電車で。休日以外は道が混みますから。
YOUCHAN個展 木を巡る冒険3 本の中の綺羅星たち』を開催中! 4日までです。
 YOUCHANが在廊していて、お喋りの相手をしていただきました。ありがとうございます。
 探偵とSF、百閒等々……絢爛たる絵の数々を堪能しました。
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 上の写真の右端、内田百閒『冥途』の装画をゲットしました。
 そして、毎回恒例、名物の盛林堂古本タワーがそびえております。
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 下の写真ですが、棚の上は先月21日のトークショーに出演された日下三蔵さん、池澤春菜さん、高野史緒さん、北原尚彦さんのセレクトショップです。(ぼくは配信でトークショーを視聴しました)
 ぼくは北原さんが陳列した横田順彌氏の『五無斎先生探偵帳』をゲット。なんと横田氏のメッセージ入りでした。
 棚の下は盛林堂のコーナー。
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 ゲットしたYOUCHANの画集や本など。『カラマーゾフの兄妹』は盛林堂さんから本日届いた本です。ギャラリーに置いてあったので、わざわざ送料負担で注文する必要はありませんでした(^^; ちなみに高野さんのこの作品は乱歩賞をとったのですが、SF部分を直してほしいといわれて改稿したそうです。(タイトルも「カラマーゾフの妹」に変更)盛林堂版はオリジナル原稿で、SF部分が載っているそうです。読むのが楽しみ♪
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 高野史緒さんが子どものころに夢中になったエラリー・クイーンの『エジプト十字架の秘密』と、犯人がスメルジャコフではないと気がついた『カラマーゾフの兄弟』全4巻(光文社・亀山訳)です。後者は『カラマーゾフの兄妹』を書く際に読みこんだ結果、付箋がいっぱい。旦那さんから借りたそうですが、返すときにいらないと断れたとか。まあ、こんな状態ですからね(^o^)
 ドストエフスキーは第二部を書く予定でしたが、かなわずに死去。書かれていたら、高野さんの推理通りの展開になった可能性は大ですね。
 クイーンの『エジプト……』は、ぼくも少年時代になんて面白いんだろうと思った記憶があります。ちゃんと犯人を教えている箇所があって実にフェアなんですよね。ほかの作品もそうですが、これはとくに面白かったです。
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 古今東西の探偵たちが勢ぞろい!
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 前2回とは別の出入り口から帰りました。もうひとつは大通りに面しています。どっちが正面出入り口なのか……。
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by ashikawa_junichi | 2023-02-04 01:16 | 音楽・アート | Comments(0)
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