『仕掛人藤枝梅安2』『国書刊行会50年の歩み』

 17日月曜日、新宿ピカデリーへ。新しくなってから初めての入場です。ここも立派になりました。
 観た映画は『仕掛人藤枝梅安2』(河毛俊作監督、大森寿美男脚本、豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、佐藤浩市、椎名桔平など)です。
 2部作なのですが、最初のは観てません。でも、原作に忠実のようなので、2から観ても支障はないでしょう。……とはいっても、原作を読んだのは、40年前と20年前の2回で、うろ覚えのところもけっこうありますが。
 ちょうど、壬生篤さんの『50代からの、池波正太郎の食と街』を読んだばかりなので、俄然、もう一度梅安シリーズを通しで読みたくなってます。
 映画はというと、豊川悦司の梅安、ハードなところがいいですねえ。愛之助は彦次郎にしてはよい男過ぎますが、好演してました。また映像が素晴らしい。京都の橋や町筋、大川沿いの風景などもですが、料理屋「井筒」のたたずまいもすごくいい。
 エンドクレジットの途中で帰るお客さんたちがいましたが、ちょっとだけおまけ映像がありますので、明るくなるまで席を立たないほうがよいでしょう。
 梅安が玉子かけごはんを食べるシーンがありますが、原作どおりです。しかし、この時代、まだごはんに生玉子をかけて食べる習慣はないはず。まあ、細かいことはいいかな。誰もその時代に生きていませんでしたから、そうした習慣があったかもしれません。それにしても、煮た沙魚をむしゃむしゃ食べるところが印象的でした。美味そう♪
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 映画館へいく前に、紀伊國屋書店に寄りました。2階のブックサロンで『国書刊行会50年の歩み』をゲット。無料なんです。残りは5冊くらい。映画のあとに立ち寄ってみましたが、残ってませんでした。
 この本、評判通り実に面白そうです。置いてある書店は、国書刊行会のホームページで確認できます。
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by ashikawa_junichi | 2023-04-18 00:00 | 映画・演劇 | Comments(0)
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