『本阿弥光栄の大宇宙』→『寄せ家』でプチ七友会

　8日金曜日は、高校のクラスメイトたち5人と東京国立博物館へ。特別展『本阿弥光悦の大宇宙』を観てきました。

　まったく書に疎いわたしですが、肥痩の魅力がなんとなくわかったかなあ……と。肥痩とは、筆の文字が太かったり細かったりと変化することで、俵屋宗達の描く絵に一見落書きかと見紛う感じで書かれているのですが、それがなんとも面白いというか楽しいというか興味深かったです。まあ、印刷物やテレビで見慣れてはいましたが、現物を見るということに意味があるような気がしました。

　そのほか、光悦の携わった刀や陶器も展示されていました。陶器は本当に宇宙を感じられる……いや、それは単に評判に洗脳されてるだけ? ともかくなんか深淵を感じましたよ(´ー`*)

　２時間近く観たあと、上野四丁目の『寄せ家』へ。ここで免許更新などで日中は忙しかったFくんが参加して6人に。

　↓出てきた料理。左上から時計まわりで、自家製厚揚げ（ふわふわで旨し）、お通し、白子（濃厚）、ほっけの開き（でかい。旨い）、鯖の開き、刺身三種盛り合わせです。海鮮サラダも食べました。

　ぼくとＦくん以外は日本酒を飲んでましたが、ぼくらは生ビールのあとは焼酎ハイボールを2杯。チューハイですね。この日は、一次会で解散。実は来週に本格的（？）な七友会があるので、控えめに。ぼくは実は軽い二日酔いだったので、二次会があっても参加しなかったでしょう。

　帰りはＮくんと山手線が一緒で、ぼくは大塚、Ｎくんは池袋で降りるのですが、Nくん、車中で眠ってしまいました。大塚駅近くで起こして、池袋までいって起こしてあげようかと提案したら、大丈夫だというので、ちと心配でしたが大塚で降りました。すると、あとで聞いたことですが、心配したとおり、Nくん、また眠ってしまったそうです。ところが、池袋に着きそうになったら、前に立っていた人が起こしてくれたとか。ぼくらの会話を聞いていたのだそうです。親切な人がいるものですね。Nくんは、先日も貧血ぎみでへばっていたところ、介抱してくれた上に飲み物まで買ってきてくれた人がいたそうです。気分が落ち着いてから礼を言ってお金を払おうかと思ったら、すでにいなかったとのこと。Nくんの日頃の行いがよいせいか……ともかく、世の中捨てたもんじゃありませんね。

　さて。大塚で降りたぼくは、さほど腹が減っているわけではないのに、ふらふらと『いろり庵きらくそば』に入って、山菜蕎麦を食べてしまいました。少し減量できていたのに、また増量です。