『浮世絵の別嬪さん 春画とともに』

 23日木曜日、虎ノ門の『大倉集古館』へいってきました。特別展『浮世絵の別嬪さん』が開催中です。江戸の初期風俗画から幕末までの浮世絵の変遷を、岩佐又兵衛から勝川春草、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎などの肉筆浮世絵で知ることができました。また歌麿や北斎などの春画も地下の展示場で観られます。
 歌麿の「蛍狩り美人図」が新発見で初公開だそうですが、ぼくは鳥文斎栄之の同名作「蛍狩り美人図」がとても優美で好きでした。
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 展示作品はさほどないので1時間弱でじっくりと観られました。
 大倉集古館は現存する日本最古の私立美術館だそうで、オークラ東京の真向かいにあります。創設者の大倉喜八郎は妖怪好きだったとか。
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 石羊↓
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by ashikawa_junichi | 2024-05-23 22:04 | 音楽・アート | Comments(0)
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