カテゴリ:小説・本・仕事( 561 )

『泥棒バーニイシリーズ』最終巻はなぜか……?

 ローレンス・ブロックの『泥棒バーニイシリーズ』の最終巻『泥棒はスプーンを数える』が去年の9月に日本で発売されていたことに、いまごろ気づき購入。早速読み始めています。
 このシリーズのファンなのですが、最終巻とは残念。しかも! なぜなのか、最終巻のみ、これまでの早川書房ではなく集英社から。
 というわけで、読み終わって本棚に入ると、こうなります。(右端が最終巻の集英社文庫)
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 コレクターならば、全巻ハヤカワポケットミステリで揃えていることでしょう。文庫よりポケットミステリのほうが本として魅力的だと思うのです。文庫で読み始めたとしても、古本屋でポケットミステリは手に入るでしょうからね。
 ただ、最終巻だけは、けっしてポケットミステリでは手に入りません。きっと、涙を流して悔しがっているのではないでしょうか。「なんで、最後の最後に版元が変わるんだよお!」と。版元が変わった理由ですが、ぼくは知りません。
 まあ、ぼくはコレクターではないので、ご覧のように文庫とポケットミステリ混在でもよかったですし、最終巻はひょっとして(大人の事情で)発売されないおそれもあったでしょうから、版元が変わっても読めるだけでありがたいです。
 さて。泥棒バーニイ・ローデンバーは、今度はなにを盗んで(おっと、背表紙にフィッツジェラルドの原稿と書いてある)、どんな厄介ごとに巻き込まれるのか!?……楽しみです♪


by ashikawa_junichi | 2019-07-08 01:57 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

日本文芸家クラブの懇親会!

 24日月曜日は、アルカディア市ヶ谷で、日本文芸家クラブの理事会・総会、そして懇親会がありました。
 ぼくは広報を担当しているので、写真を撮影。奇特なかたのご好意で、ぼくも何枚か撮ってもらいました。
 今回は寿司がたくさんあったので、けっこう食べましたよ♪ ローストビーフもありましたが、やはりぼくは肉より寿司(あるいは刺身)です。
 2次会にも参加。そのあと、新宿ヘ。Rusty's bar から隣の Shot bar Stop へ。店を出てのは午前3時。1時間ほど歩いてからタクシーで帰宅。
 市ヶ谷から新宿までと、帰宅のためにタクシーに乗りましたが、2度ともあの丸い車体のジャパンタクシーでした。いままで一度も乗ったことがなかったのに、偶然重なりました。車内が広くて快適ですね。
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 懇親会前に、仕事をしている官能作家のT氏。頭が下がります。ただ、締め切りを破りそうだから? でも、いつも仕事をしているのです。ということは……いつも締め切りに追われている? まあ……ともかく、どこでも仕事ができるのはすごいです!
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by ashikawa_junichi | 2019-06-26 00:23 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

野坂昭如の『絶筆』を読んだ

 野坂昭如の『絶筆』を読みました。タイトル通り、氏の絶筆となったエッセイ集(ほぼ日記)です。
 野坂氏は、自身の戦争体験が頭から離れず、そしていまの日本がどんどんと戦争に突き進む戦前の状態に近くなっていることを危惧していました。日記の最後(この本の最後でもあります)は「この国に、戦前がひたひたと迫っていることは確かだろう。」です。
 本当の絶筆になったこの文章は、2015年の12月に書かれました。それから4年も経ってます。氏の危惧している状況にさらに近づきつつあります。まずは憲法改悪を阻止せねば。
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by ashikawa_junichi | 2019-05-15 21:54 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

連続してカフェ百日紅ヘ♪ そして嬉しいことがまた!

 カフェ百日紅のグループ展『わが心のヒロイン、降臨』展も明日で会期半分が終了です。
 土曜、日曜と友人たちがきてくれたので、ぼくも2日連続して百日紅へ。そして『北海』で乾杯。
『北海』のレジのうしろに鎮座しているケースの中のかわいらしいモノたち♪
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 展示作家の、よその子さんが、ぼくの少女小説の読者だった偶然があったのですが、またも偶然が!
 よその子さんのお母さんが、ぼくの『はぐれ用心棒仕置剣』を読んでくださっていたそうです♪
 よその子さんの画像を拝借m(._.)m
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by ashikawa_junichi | 2019-03-18 00:56 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

30年ほど前の読者♪

 10日(日曜日)は、『わが心のヒロイン、降臨』展開催中のカフェ百日紅にいきませんでしたが、在廊していた参加作家のよその子さんから、実に嬉しいツイートがありました!
 ぼくは『綱渡りのドロテ』の主人公ドロテをイメージして描いていますが、保篠龍緒訳などのタイトルは『女探偵ドロテ』です。そして、アメリカの少女探偵『ナンシー・ドルー』シリーズも好きです。そのせいかどうか、30年ほど前に出版した4冊の少女小説は探偵ものでした。
 4冊のうち『初恋は誘拐事件のはじまり』と『少女探偵はアイドルの味方』を参考文献(?)として店に置いてきたのですが『初恋の……』を見たよその子さんが、一目見て、小学校時代に読んだ小説だと気づき、それをツイートしてくださいました。
 当時の読者に巡り合ったのは初めてです。ほかでも知らずに会っているかもしれませんが、作者の名前など覚えてはいないでしょうから、こうした機会がなければ気づかないものです。
 感激した出来事でした♪
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by ashikawa_junichi | 2019-03-11 01:15 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

わたしのルパン本

 7日から始まるカフェ百日紅でのグループ展『わたしの心のヒロイン、降臨』で、ぼくはモーリス・ルブランの『綱渡りのドロテ』あるいは『女探偵ドロテ』の主人公・ドロテを描いています。
 このために、偕成社版の全集にある『女探偵ドロテ』を再読しましたが、以前(中学時代)は保篠龍緒訳でした。保篠訳は、いわゆる超訳で、削った描写や会話がけっこうあります。
 まだ都内を都電が縦横に走っていたころ、クラスメイトの山田進くんに誘われ、何人かで大塚駅前から都電に乗って神保町へいき、古本屋巡りをしました。ぼくは、そこで三笠書房の保篠龍緒訳のルパン本にめぐり合ったのです。乏しい小遣いで買った本がいまも書棚にあります。
 もともと、南洋一郎訳のポプラ社版少年ものからルパンファンで、中学以後もいろいろとルパン本を買ってきたのですが、それらを一同に集めて写真を撮ってみようと思いつきました。
 まず、中学時代に最初に買った三笠書房版(1966年発行)です。
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 これも中学時代に買った田園書房版(1967年)、少し大きめな三笠書房版(1958年版・これがもっとも古い)です。都電で神保町へいったのは、一度だけではなかったのです。
 しかしなぜ、最初の三笠書房版と、田園書房版が一年しか違わないのか不思議です。
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 そして、ちょこちょこと買ってきた文庫本です。新潮文庫の堀口大學訳が多いです。
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 1986年、出版社をやめるころに買った長島良三訳の偕成社版全集。箱に入っていないのは別巻です。
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 文庫本の写真のなかに入れ損ねた3冊と、講談社の保篠龍緒訳スーパー文庫。文庫は、逢坂剛さん訳の『奇巌城』も。
 ほかにも、ポプラ社の復刻本や、フランスのテレビ版ルパンについていた本もあるはずですが、すぐに見つかりませんでした。
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by ashikawa_junichi | 2019-03-06 01:11 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

村上RADIOを聴いた

 昨夜、Radikoのタイムフリーを使って『村上RADIO~RUN & SONGS』を聴きました。
 村上春樹の声って、以前から知っていたような気がしていたのですが、まったくの錯覚でした。一度も聴いたことがなかった! そうか、こんな声だったのかと驚きました。というのも、けっこう低音で早口に近かったからです。もっと高めの声でゆっくり喋るという勝手な印象があったのです。
 いろいろなことを語ってました。初めてのラジオ出演だそうなので、貴重だろうと思うので、メモしておきます。

●下半身が安定していないと小説は書けない。体力がないと駄目。
 というわけで、走ることが役に立っているそうです。ジョン・アービングへの初めてのインタヴューでは、時間がないので朝のセントラルパークでのジョギング中ならいいよといわれて、一緒に走りながら話したそうです。
●走るときにアイポッドの曲を聴いているけれど、ひとつに1000曲入っていて、7台もっているそうです。7000曲!
●世界の終わりに、猫をとるか音楽をとるか選ばねばないないとしたら?という視聴者の質問に
「二者択一の質問には答えない。現実になると困る」とのこと。
●『マイ・ウェイ』という曲はうっとうしいので好きではなかったけれど、アレサ・フランクリンが歌っているのを聴いて、初めて名曲だと思ったそう。
●「ドアーズの『ライト・マイ・ファイア』を、ぼくの甲子園の入場曲にしたい。そんなことは起こらないけれど(笑)」
●スライ&ファミリーストーンのギター奏者スライ・ストーンの言葉が好き。
「みんなのために音楽を作るんだ。誰にもわかる音楽を作りたい。馬鹿でもわかる音楽をね。そうなると、みんな馬鹿でなくなるから」
●「ホール&オーツの『ぼくの彼女は宇宙人』のサントラを勝ったのは、ぼくぐらいのものかな。(笑) この映画の原題の直訳は『地球の女はすぐにやらせる』ひどいタイトルだ(笑)」
●ライブハウスで音楽を聴いていたりすると、なぜかミュージシャンがファンだよといって話しかけてくるそう。(なんか通じるものがあるんでしょうね。彼は音楽から多くを学んだといってます。小説家になるつもりはなく、音楽に携わってていたかったそうです)
 以上。

 ぼくは『ノルウェーの森』以降は、まったく読んでないので、村上春樹のファンというほどではないのですが、興味はあります。というわけで、かなり面白かったです。
 彼がかけた曲は……ブライアン・ウィルソン『ハイ・ホー/笛をふいて働こう/ヨー・ホー』 キング・プレジャー『DBブルース』 エリック・バードン&ジ・アニマルズ『スカイ・パイロット』 ジョーイ・ラモーン『この素晴らしき世界』 ジョージ・ハリスン『絶体絶命』 ベン・シドラン『天国への扉』 ダリル・ホール&ジョン・オーツ『ラブ・トレイン』など。
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by ashikawa_junichi | 2018-08-09 16:36 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

よい判断をした

 以前、ネットでスマホの寿命を調べてみたら、だいたい4年だと書いてあった。ぼくが使っていたURBANOは、3年半前から使っていたので、あと半年はもたせようと思っていたんだ。でも、そうはいかず、瀕死の状態になってしまった。でも、危篤状態だったけど、死んではいなかったから、データの移行などに支障はなかったんだ。
「この状態でもってこられたのはよかったです。もう完全にアウトになってから持ち込んでこられるお客さんが多くて、そうなるとデータなど復旧できませんからね」
 と、auショップの人がいってたから、ぼくはよい判断をしたわけだ。

 いつもと違う文体で書くのは、ちょっとつかれるな。
 このところ、毎夜寝る前に植草甚一スクラップブックを読んでいるので、ぼくもああいったくだけて力の抜けた感じで書きたいなと思ったんだが、なれてないから、つかれるということになる。まあ、つづけていけば自然と書けるようになるんだろうけれどね。
 さて、これからどういうふうにブログを書こうか……まだ決めてはいないんだ。
 いま読んでいるのはこれ↓
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by ashikawa_junichi | 2018-06-14 00:08 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

細谷正充さんの新刊『なぞとき<捕物>時代小説傑作選』!

 細谷正充さんより細谷さん編集の新刊『なぞとき<捕物>時代小説傑作選』(PHP文芸文庫・864円税込)をいただきました♪
 捕物を題材とした時代小説ミステリーのアンソロジーです。
 和田はつ子、梶よう子、浮穴みみ、澤田瞳子、中島要、宮部みゆき……と、書き手はすべて女性で、しかも、いまもっともヴィヴィッドな作家のかたがたです。これは実に面白そうですね♪
 ぜひ、新刊書店などでお買い求めください!
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by ashikawa_junichi | 2018-01-31 20:24 | 小説・本・仕事 | Comments(0)

藤野千夜ゲストのラジオトークショー

 昨夜(10月31日月曜)は、新宿ライブワイヤーで行われた文芸評論家・杉江松恋さん主催のBOOKAHOLICラジオショー公開録音5に、かみさんと一緒に行ってきました。
 前半は杉江さんと川出正樹さんの、海外ミステリー10月のお薦め3作品(二人合わせて6作品)の紹介。
 後半が杉江さんと藤野千夜さんとのトークショーでした。主に藤野さんの新刊『編集ども集まれ!』(双葉社)についてのトークが展開。
 作品背景当時の漫画界、神保町界隈の書店などに杉江さんが詳しく、藤野さんと盛り上がっていました。
 藤野さんの親友である通称・イナヒゲ社長から、手作りの包装紙を巻いたメントスをいただきました。包装紙を外して伸ばしてノートに保存しましたよ。
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 杉江さんと川出さんの海外ミステリーの話も実に面白く、6作品とも興味をそそられましたが、なかでもすぐに読みたくなった1冊を今日ゲットしました。
 杉江さんお薦めのステファン・グラビンスキ『火の書』です。奇妙奇天烈な短編ばかりだそうで、読むのが楽しみです♪
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by ashikawa_junichi | 2017-11-01 23:20 | 小説・本・仕事 | Comments(0)